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週刊ハーツ

2018.11.24

11月24日 シルバーフォックス戦 1-20

2018年11月24日 11:00~13:00
上野恩賜公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【シルバーフォックス vs 南海ハーツ】

S 450 56   20
H 100 00x  1

投:柴川〔負〕→住吉→高松
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

1(捕)横井【 6 】
2(投)柴川【 4 】
3(遊)住吉【51】
4(三)高松【49】
5(一)岩本【 1 】
6(左)桐越※
7(中)坪井※
8(二)太田【16】
9(右)永山【36】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=高松(先制タイムリーを含む2安打)
守備賞=太田(刺殺、補殺、併殺、マルチに貢献)
守備賞=横井(初回にウエストなしで盗塁を刺す)
山平賞=岩本(2安打と、もう1本も完璧な当たり)

 正岡子規記念球場とも呼ばれる、上野恩賜公園での試合。5月以来、今シーズン2度目だ。
 シルバーフォックスは、いきなり先頭バッターがレフトフェンス越えのホームラン〔左下〕。四球で出た2番打者の盗塁を横井が刺したが〔右下〕、その後は内野守備の乱れと四球でハーツは4点を失う。

 1回裏のハーツは、先頭の横井が四球出塁すると、盗塁で二進。二死から4番高松が低目の球をうまく掬い上げ〔左下〕、レフトへのタイムリーヒットで1点を返す。続く岩本も右中間へ技ありのヒット〔右下〕でつなげるが、追加点はならず。

 ハーツ先発の柴川は、力強い球も見られたが、この日はコントロールが定まらず、四球でランナーを溜めてしまう。シルバーフォックス打線は思い切りよくバットを振る選手が多く、2回にも5番打者のホームラン〔下〕などで5点を追加、序盤で試合を決める。2回裏にハーツは9番永山がレフトへ会心のヒットを放つが、後ろが続かず。

 3回裏のハーツは先頭の2番柴川がセンターへ綺麗なヒット〔左下〕。3番住吉の四球の後、4番高松はまたしても巧みなバットコントロールでマルチヒット〔中下〕。無死満塁として、打撃好調の5番岩本が放った打球〔右下〕は完璧なレフトへのライナー。しかし当たりが良すぎ、レフトの好捕もあり、飛び出した三塁ランナー柴川が戻れずダブルプレー。ハーツは絶好のチャンスを失った。

 柴川を継いだ住吉は3回を危なげなく無失点に抑える。早くも2奪三振で試合が締まるかに見えた。しかし4回はまたも内野守備連係の乱れがあり、計5失点。やはり投手が打ち取った当たりを野手陣がしっかりアウトにしていかないと、なかなか試合のリズムを作るのは難しい。最近、捕手としての出場が多い横井も、守備隊形の指示など、しっかり内外野に伝わる声を出していかなければならない。

 この日の内野で渋い守備を見せたのがセカンドの太田だ。内野ゴロを捕ってからの送球動作が速く、4回表の長い攻撃を終わらせる。5回にはセカンドフライを捕球後、飛び出したファーストランナーをアウトにしてダブルプレー完成と、堅実なプレーでチームに貢献した。ダイビングキャッチなど派手な動きではないが、草野球ではこのような基本に忠実なプレーこそ大事なのではないか。今季出場選手最年長の太田のプレーに学ぶべきところは多い。

 最終回となった5回裏、絶好調パパ・岩本がレフトへ会心のヒット〔下〕を放ったところで時間切れのため試合終了。
 しかしスコアは1-20の大敗となってしまい、勝ちにこだわる岩本の悔しい声がグラウンドに響いた。

 この日は助っ人2人の力を借り、何とか試合ができたが、正規メンバーは7人。前週は人数不足で初の活動中止になるなど、今季の南海ハーツは毎週が、まず人数をそろえるところから始めなければならなかった。グラウンドに集まれば、みんな笑顔で、楽しいハーツ野球は健在だ。でも少人数の試合はやはり寂しい。楽しみながら勝つ野球、これはなかなか難しいことだが、正規メンバーが数多く集まれば、その目標にも近づいていくだろう。

【文責・背番号6】

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