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週刊ハーツ

2018.12.01

12月01日 TEAMシゲル戦 2-5

2018年12月01日 13:00~15:00
世田谷公園野球場B面(ホーム)
Gリーグ 第8戦
【南海ハーツ vs TEAMシゲル】(2試合目)

S 112 100  5
H 020 000  2

投:住吉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:柴川

 1 (左)成岡【11】
 2 (指)綿貫【14】
 3 (投)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (一)筒井【18】
 6 (捕)横井【 6 】
 7 (右)永山【36】
 8 (遊)柴川【 4 】
 9 (二)福田【 9 】
10(指)山口【31】
11(中) 森  【 0 】
12(指)兵藤【23】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=槇田(TEAMシゲル)
 優秀=瀧澤(TEAMシゲル)
 優秀=柴川(南海ハーツ)

★ハーツ三賞★
敢闘賞=柴川(同点に追いつく2点タイムリー二塁打)
守備賞=成岡(左中間の打球を果敢にダイビング、打者走者を二塁で刺す起点に)
守備賞=綿貫(本職でないセカンドでライナーキャッチ)
山平賞=住吉(リーグ最終戦を気迫の完投)

 Gリーグ全体の最終戦となったこの日は、優勝が決まる大事な一戦に。TEAMシゲルが勝てば、文句なしの優勝。南海ハーツは7点差以上で勝てば、シゲル、あしたばと5勝3敗の同ポイントで並び、得失点差で優勝の目が残されているという状況だ。

 ハーツは久しぶりに12人の選手がそろい、全員野球でシゲルに挑む態勢は整った。
 先発は住吉投手。1回表、シゲルは先頭の高橋選手がジャストミートでいきなり出塁〔左下〕。続く松平選手もしぶとくライトに運び〔中下〕、無死二三塁。ここでニューフェイス3番小松選手〔右下〕がショートの足元を抜けるレフト前タイムリーで先制。怒涛の三連打で、今シーズン好調のシゲル打線を象徴する攻撃を見せた。

 シゲルの先発は槇田投手〔左下〕。速球派の住吉投手〔中下〕に対し、槇田投手はピッチングの巧さで勝負するタイプ。ハーツは前回のフリーマッチでも苦戦している。初回はフライ3つで簡単に打ち取られてしまった。
 シゲルは2回表にも8番柏木監督〔右下〕の右中間二塁打で2点目。じわりじわりとリードを広げる。

 久しぶりのホームグラウンド世田谷公園で、流れを引き戻したいハーツは、2回裏に四球の横井と永山を置き、8番柴川がレフトへの二塁打〔左下〕で、走者一掃〔中下〕。一塁ランナーの永山監督は気迫あふれる激走で、見事に同点のホームを踏んだ〔右下〕。

 しかしシゲル打線は攻撃の手を緩めない。3回表、4番の怪力瀧澤選手のレフト越え二塁打〔左下〕で勝ち越すと、5番滝谷選手〔中下〕もレフト成岡のダイビング及ばずヒット。6番最上選手もお手本のようなセンター返し〔右下〕で、剛柔・長短と各打者多彩な打撃スタイルで、再び4-2とリードする。

 反撃したいハーツは、3回表に1番成岡〔左下〕がレフト線へのヒットで出ると、すかさず盗塁し、チャンスメイク。そして二死三塁からホームスチールを敢行するが〔右下〕、ここは冷静なシゲルバッテリーに阻まれ、得点ならず。

 結局、ハーツは粘投の槇田投手に対し2本のヒットしか打てず、このまま抑え込まれてしまう。
 この日は先発の両投手が共に完投。気迫で133球を投げ抜いた住吉投手を含め、守備でも意地を見せたいハーツは、6回表に柏木選手の鋭いライナーを、本職ではないセカンド綿貫がジャンピングキャッチするなど〔左下〕、最後まで諦めなかったが力及ばず。
 TEAMシゲルが南海ハーツを5-2で下し、見事に優勝を決めた〔右下〕。

 今シーズンはGリーグ7連覇に挑んだ南海ハーツだったが、年間を通して人数不足に悩まされ、Gリーグ初戦は不戦敗から始まるなど、苦しい戦いが続いた。中盤では勝ちを積み上げ、前年までの覇者であるプライドを見せたが、終盤で失速。最終成績は4勝4敗の5割で3位となった。
 最後まで優勝争いを繰り広げた、シゲル、あしたば、ハーツの3チームだったが、4連勝でロケットスタートを切り、年間を通して安定した戦いぶりを見せたTEAMシゲルが勝負どころの終盤でも力を発揮し、終わってみればシゲルの年だったと言えよう。

 TEAMシゲルさん、優勝おめでとうございます!
 年を追うごとにチームワークを深め、強くなっている中野マシンガンズさん、ハーツを上回る結成40年以上の伝統を誇る新宿ブンブンさん、新入団選手も増え、中堅どころも着実に実力を伸ばしているあしたばさん、来シーズンもこの5チームで楽しく真剣に野球をしていきましょう。

 上の写真は、その日の夜に行われたGリーグ納会での様子。優勝のTEAMシゲルさんをお祝いしました。
 リーグ年間MVPは、シゲル槇田選手、あしたば安藤選手、ハーツ住吉選手の3人が30ポイントで同時受賞。みな投手で、マウンド上でチームを引っ張るとともに、それぞれ打撃でも貢献した選手でした。
 Gリーグ納会では、今後も初参加選手を含め、チーム間交流をさらに深めていけるといいですね。野球に乾杯!

【文責・背番号6】

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