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週刊ハーツ

2018.03.17

03月17日 江古田エイリアンズ戦 6-5

2018年03月17日 15:00~17:00
落合中央公園(ビジター)
フリーマッチ
【江古田エイリアンズ vs 南海ハーツ】

A 000 320 1x 5(勝敗の記録上、7回の攻撃は無効)
H 000 060    6

投:柴川〔勝〕→高松〔S〕
捕:福田→綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:今泉

 1 (指)藤本【 5 】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (左) 森  【 0 】
 4 (遊)住吉【51】
 5 (三)横井【 6 】
 6 (捕)福田【 9 】
 7 (一)筒井【18】
 8 (指)山口【31】
 9 (中)今泉【63】
10(投)柴川【 4 】
11(指)綿貫【14】
12(右)永山【36】
13(指)高松【49】

★ハーツ三賞★
殊勲賞=今泉(逆転の適時二塁打)
敢闘賞=高松(チーム初安打に、今季初セーブ)
敢闘賞=柴川(緩急つけた投球で勝利投手)
守備賞=筒井(野手陣の不安定な送球を堅実捕球)
守備賞=住吉(三遊間深い位置から一塁に刺す)
守備賞=柴川(自らの牽制刺でピンチを断つ)
山平賞=山口(積極的なポジショニングも、あと一歩で好捕を逃す)

 ハーツの今シーズン初勝利は、20代から50代へ、若さから老練への投手リレーと、終盤の一気の逆転劇でもたらされた。

 しかし、試合の内容はといえば、チームとしてまだ3試合目、この日初出場の選手もいるとはいえ、攻撃陣から快音がなかなか聞かれず、4回二死までノーヒットに抑えられるという寒い結果に終わった。
 一二番を除くと、2打席しか回らず、チームとしてもわずかに3安打に抑え込まれた。5回の大逆転も、相手二番手投手の独り相撲に助けられたもの。桜の開花の噂があちこちから聞こえはじめ、春到来のムードが高まるなかで、ハーツ打線の春はまだ遠からじ、といった状況だ。

 そのなかで目立った働きをしたのが、チーム初安打を放った高松〔左下〕、同点適時打の山口〔中下〕、勝ち越し適時二塁打の今泉〔右下〕だ。三週連続助っ人参加の今泉は試合後、ハーツへの入団を宣言。次週から開幕するGリーグ戦での貴重な戦力としての期待が高まる。

 一方、守りに目を転じると、柴川〔左下〕、福田〔中下〕の若いバッテリーが序盤の均衡したゲーム展開を演出。この日の先発、柴川は、四死球で自らピンチを招くといういつもの悪い癖が影をひそめ、緩急を使った粘り強い投球で5イニングを投げ切った。5点を失ったものの(自責点は2)、内野ゴロ8本(失策1含む)と、打たせて取る投球が光った。横井、住吉の三遊間は再三にわたり堅い守りを見せ、一塁手筒井〔右下〕の安定したプレーも試合を随所で引き締めた。また外野陣では左翼手森の溌剌としたプレーが失点を防いだ。

 6回から救援登板の高松〔左下〕は、この日が今季初登板にもかかわらず、ここぞというときの制球力は相変わらずで、守護神としての安定感にも磨きがかかってきた。
 実績からすれば、ハーツの主戦は松尾〔中下〕、住吉〔右下〕の二枚看板となるはずだが、松尾は実践から遠ざかり、住吉も今季はまだ本格的な投球に入れずじまい。次週のGリーグぶんぶん戦の投手起用が気になるところだ。

【文責・背番号23】

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