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週刊ハーツ

2018.03.10

03月10日 フラワーズ戦 8-9

2018年03月10日 15:00~17:00
小豆沢野球場A面(ビジター)
フリーマッチ
【フラワーズ vs 南海ハーツ】

H 132 002  8
F 313 20x  9

投:柴川〔負〕→今泉※
捕:綿貫→住吉

三塁打:永山

 1 (一)横井【 6 】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (三)高松【49】
 4 (遊)住吉【51】
 5 (投)柴川【 4 】
 6 (捕)綿貫【14】
 7 (中)今泉※
 8 (左) 森  【 0 】
 9 (指)藤本【 5 】
10(指)山口【31】
11(右)永山【36】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=兵藤(レフトへ綺麗なヒット2本(2試合連続)、2打点。開幕から打撃絶好調!)
守備賞=高松(4回、インフィールドフライ後、飛び出した3塁ランナーを的確な判断で刺す)
守備賞=森(数度にわたるレフトフライを確実に処理し、声出しでもチームを鼓舞)
山平賞=藤本(今季初ヒットで通算250安打を達成し、6回にはタイムリーも)
山平賞=綿貫(しぶとくライト前タイムリー、守備でも2投手を盛り立てる)
山平賞=横井(初回先頭打者でレフト左に強い当たりのヒット、最終回にももう1本)
山平賞=今泉(2試合連続の好リリーフ、準メンバーながら早くもセットアッパーに)

 今シーズン第2戦は、おそらく初めての板橋区小豆沢(あずさわ)野球場。主に人工芝で、2面あることから世田谷公園に似た雰囲気を感じさせる。天候にも恵まれ、「もうすぐ春ですねぇ♪」と歌いたくなってしまうほど。
 例年、ハーツ打線は目覚めるまでに時間を要するのだが、この日は、打線のそこかしこでヒットの花が咲き、各選手、仕上がりの良さが目立った。

 初回、南海ハーツは先頭の横井がレフト左へライナー性のヒット〔左下〕で出塁。盗塁後、2番兵藤が完璧な当たりでレフト前タイムリー!〔中下〕 打者2人で先制点を挙げる。自身の開幕日となった3番高松も初打席で鋭い三塁ライナーを放ち〔右下〕、バットが振れている。

 ハーツの先発投手は2年目の柴川〔左下〕。開幕戦でも好リリーフを見せ、永山監督の期待を背負った登板である。1回裏、エラー絡みで不運なランナーを背負うと、犠牲フライや3連打などで3点を失うが、球には力があり、ストライクも入っていた。投球を重ねることで、より良い投手になっていきそうだ。
 2回表のハーツは、一死満塁とランナーを溜めたところで、引っ張り専科の永山が登場。見事、ベンチの声に応える走者一掃の強烈な三塁打を放つ〔中下〕。このタイムリーで南海ハーツが4-3と再逆転。
 フラワーズはしぶとくその裏に同点とするが、3回表にハーツは6番綿貫の得意のライト前〔右下〕などで6-4とまたもやリードを奪う。

 このリードを保ちたかった柴川だが、3回裏にフラワーズの5番打者が豪快にライトフェンス越えの3ランホームラン!〔左下〕 これで再逆転。ここまで両チームともに毎回得点でシーソーゲームは続く。
 苦しい流れを断ち切ったのがリリーフ登板の今泉投手〔右下〕だった。開幕戦で助っ人参加した今泉選手は、この日もチームに合流。2イニングを投げ、3者凡退を含む2失点で抑え、投手としての可能性を見せてくれた。

 南海ハーツは4回表に記録が生まれた。先頭の森がレフト前ヒット〔左下〕で出ると、打席に向かうのは9番藤本。粘りの打撃で、しぶとく外野まで打球を運び、このヒットで通算250安打を達成!〔中下〕 ハーツ史上7人目となる貴重な一打だった。藤本は6回にも今度は引っ張りでタイムリーを放ち〔右下〕、記録に花を添える。

 最終回、3点ビハインドの南海ハーツは、初回と同じく、横井〔左下〕、兵藤〔中下〕に連打が出て8-9と1点差にまで迫る。二死満塁。ここで迎えるは、通算500安打の新ミスター南海ハーツ・高松〔右下〕。千両役者の背中にハーツベンチから熱い視線が注がれたが、惜しくも逆転はならず。準ルーズヴェルトゲームとも呼べる1点差の接戦は、やはり春がよく似合うフラワーズの花びらが一枚だけ多かったようだ。

【文責・背番号6】

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