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週刊ハーツ

2023.09.02

09月02日 中野マシンガンズ戦 0-11

2023年9月2日(土)13:00~15:00
上高田運動施設A面(ビジター)
Gリーグ第9戦
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 000 000    0
M 013 070  11

投:矢野〔負〕-高松-小西

 1 (指)高松【49】
 2 (中)土屋【13】
 3 (投)矢野【32】
 4 (遊)小西【29】
 5 (一)筒井【18】
 6 (三)横井【 6 】
 7 (捕)小林【助】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (指)宮本【19】
10(右) 森  【 0 】
11(左)丸山【39】
12(指)山口【31】
13(指)藤本【 5 】
14(指)角田【 3 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=菊地選手(中野マシンガンズ)
 優秀=橋口選手(中野マシンガンズ)
 優秀=兵藤選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=高松(初回先頭打者安打で二盗も決め、チームを鼓舞)
敢闘賞=兵藤(6回先頭で三遊間へ完璧なヒット)
技能賞=森(3回先頭でレフト前ヒット&二盗)
技能賞=矢野(5回先頭でヒット、二盗でチャンスメイク)
守備賞=小林(初回に二盗を完璧な送球で刺す)

試合動画

 Gリーグ優勝を目指すためには、負けられないマシンガンズさんとの一戦。まだまだ暑さが厳しい中だったが、ハーツは助っ人的立場で参加してくれた小林選手を含め、14人のメンバーが集まり、ゲームに臨んだ。

 ハーツは1回表に先頭の高松のヒットと盗塁から作ったチャンスを逃すが、その裏は先頭打者を歩かせたものの、この走者の二盗を捕手の小林がピシャリと刺し、結果3人で片づける立ち上がり。2回に押し出しで1点を失ったが、序盤は緊迫した戦いとなった。

 が、シビレるようなゲームはそこまでだった。3回裏、先手先手を狙ったハーツはピッチャーを高松にスイッチ、それに伴って守備シフトを代えたが、そこからゲームのリズムが変わってしまう。この回の先頭打者にライトオーバーの三塁打を許したのをきっかけに、内野ゴロのホーム送球が逸れて生還を許すと、けん制悪送球などが続いてリズムが崩れ、アッという間の3失点。4回からマウンドに立った小西も、この回は3者凡退に抑えたが、5回に3安打5四球に失策も絡んで7失点し、ゲームは一方的になった。

 逆にハーツの攻撃は、高松、小林、森、矢野、兵藤がヒットを放つなど、イニングの先頭打者を4度出塁させたが、1回表に無死一、二塁からクリーンアップが枕を並べて凡退したのを皮切りに、2回の一死二塁、3回の無死一、二塁からの二死三塁、5回の無死一、二塁、6回の一死満塁から一本が出ず。相手の好守にはばまれた面もあったとはいえ、ことごとく好機を逃して完封負けを喫した(14人目の角田には、結局1打席しか回すことができなかった)。

 最終的には0対11の完敗。“優勝へ向け、勝負の一戦”の意気込みで臨んだゲームだったが、終わってみれば、ハーツは投手、打撃、守備とすべての面で、「持っている能力を、1点を取る、1点を防ぐ、という結果に結びつける力」において彼我の差は限りない、ということを見せつけられたのみだった。ひょっとして手が届くかに見えた優勝も、そこの部分が縮まらない限り、果てしなく遠いところにあると言えるだろう。

 ここから何か練習を積めるわけでもなく、「だからどうする?」となっても難しいところではあるが、せめて意識の部分だけでも、持てる力を結果につなげるために、何が必要なのかをそれぞれが考え、何か武器になるものを携えて、Gリーグの残る1試合を手応えのあるものにしていきたいところだ。

文責【5】

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