since 1997

週刊ハーツ

2022.10.22

10月22日 新宿ブンブン戦 22-5

2022年10月22日(土)13:00~15:00
東台B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】

H 233 563  22
B 400 001    5

投:高松〔勝〕
捕:綿貫

本塁打:なし
三塁打:筒井(ハ)
二塁打:横井(ハ)

 1 (一)藤本【 5 】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (二)兵藤【23】
 4 (中)宮本【19】
 5 (右)辻本【37】
 6 (投)高松【49】
 7 (遊)横井【 6 】
 8 (三)筒井【18】
 9 (左)山口【31】

スコア:菊池【8】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=兵藤(マルチ安打、4打点)
殊勲賞=横井(猛打賞、4得点)
殊勲賞=高松(被安打2完投勝利、猛打賞、3盗塁、4得点。打って、走って、よく投げた!!)
敢闘賞=綿貫(先制適時打、猛打賞、3打点、3得点、3盗塁)
敢闘賞=辻本(痛烈な中前打、すかさず二盗、続く高松の左前打で得点)
技能賞=藤本(一番の起用にこたえ、4四死球、1安打)
守備賞=兵藤(立ち上がり不安定な高松を好守で救う)
山山賞=藤本、兵藤(ともに二塁走者で、アウトカウント等を忘れるボーンヘッド)
山山賞=綿貫(ソックスを忘れるも、高松からの借り物で塁上を走り回る)

試合動画

 互いに戦力を知り尽くしたチーム同士の一戦は、ともに参加者の最年少が48歳、大半をシニア以上が占め、開始前からノーガードの打ち合い、乱打戦が予想されたが、ハーツが大勝。9月頭から続く連敗を6でストップさせた。

 連敗阻止の立役者は、何といっても、2安打完投勝利の高松〔中〕。与四死球12と、ふだんの高松と違う顔を見せたが、前日の“完投宣言”どおり、5失点ながら6イニングを投げ切った。立ち上がり、5四球1死球で4点を失ってなお、二死二三塁のピンチを迎えたが、二塁兵藤の好守で切り抜けると、2回からの4イニングは失点ゼロという快投だった。

 ハーツ打線は、上位から下位までまんべんなくよく打ち、よく走った。出場選手全員安打こそならなかったが、猛打賞が3人(綿貫〔左〕、高松〔中〕、横井〔右〕)、加えて高松、横井は4得点、さらに綿貫、高松がそれぞれ3盗塁を決めた。

 最年長の四番宮本〔左〕は適時打を放ち、最年少の辻本〔中〕もこの日一番の快音を響かせる中前打で追加点のきっかけをつくった。一人、安打のなかった山口〔右〕も3四球を選びチームの勝利に貢献、守っても左翼でアグレッシブなプレーに挑んでいた。

 この日、ハーツの内野陣は、一塁手の藤本を除き、年間を通じても守る機会の少ないポジション(二塁・兵藤、三塁・筒井、遊撃・横井)にそれぞれがついたが、藤本を含む4人で12本の内野ゴロを無失策で乗り切った。薄曇りというシニアにはやさしいコンディションに加え、個々の選手が集中力を切らさずにプレーできたことが大きいが、それを可能にしたのは、高松の投球テンポのよさといってもよいだろう。“緩い”速球を主体に打たせてとるスタイルは、バックを支える守備陣とのリズムが重要になるが、2ケタの四死球を与えながらも、リズムが乱れることはなかった。

 終わってみれば、22対5、ハーツの大勝利。打線は「いくら点差があってもセーフティーリードはない。貪欲に得点をあげましょう」という高松の檄に応え毎回得点を記録した。

 とにかく気持ちよく、試合後の反省会になだれ込めるナイスゲームであったが、チームとしての課題も目に入った。
走者二塁のスコアリングポジションでの、アウトカウント等の確認漏れによる走塁ミスだ。左ゴロに、走者目の前の遊飛での併殺はいただけなかった。1点を争う展開ではなく、大事に至らずにすんだが、当該の選手のみならず、チーム全体としても、どんなときであっても、アウトカウントの確認は怠ってはならない。当事者の一人として自戒の念を込めておく。

文責【23】

コメント

コメントフォーム

表示:PC