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週刊ハーツ

2022.09.10

09月10日 中野マシンガンズ戦 4-6

2022年9月10日(土)13:00~15:00
上高田運動施設B面(ビジター)
Gリーグ第7戦
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 000 301  4
M 101 400  6

投:矢野〔負〕-小西
捕:菊池

本塁打:橋口(マ)
三塁打:北村(マ)
二塁打:なし

 1 (三)横井【 6 】
 2 (投)矢野【32】
 3 (遊)小西【29】
 4 (一)筒井【18】
 5 (捕)菊池【 8 】
 6 (指)高松【49】
 7 (中)宮本【19】
 8 (左)山口【31】
 9 (二)兵藤【23】
10(右)角田【 3 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=橋口選手(中野マシンガンズ)
 優秀=菊地選手(中野マシンガンズ)
 優秀=宮本選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=高松(会心のマルチ安打で、反撃開始のタイムリー)
技能賞=宮本(一時、勝ち越しとなる、勝負強い適時打)
守備賞=菊池(フットワークと強肩で、二盗を刺す)
守備賞=横井(三塁線の打球に反応し、きっちりアウト)
山山賞=なし

試合動画

 中野マシンガンズさんとのGリーグ第7戦(2回戦)。ハーツはここまでリーグ戦4勝2敗。勝ち越しで良い試合ができているが、マシンガンズはその上を行く6連勝中。この試合に勝てば優勝が決まる。マシンガンズの勢いを止め、ハーツは優勝への望みをつなぐことができるか。

 マシンガンズの先発は安定感抜群の菊地投手〔左〕。1回表、ハーツは二死から3番・小西〔右〕が四球出塁後に二盗を決める。筒井の投ゴロエラーで二死二三塁とするが、先制ならず。

 ハーツの先発は矢野〔左〕。1回裏、マシンガンズは一死から北村選手がセンター前ヒット。二死二三塁となり、5番・菊地選手〔中〕がセンターへ先制タイムリーヒット。二塁ランナーも本塁を目指すが、宮本(中)-小西(遊)-菊池(捕)が完璧な中継プレーでタッチアウト〔右〕。守備陣の頑張りで矢野を助ける。

 2回表、ハーツは6番・高松〔左〕がショートの右横を鋭く抜いていくチーム初ヒット。続く宮本は四球を選び、チャンスが広がるが、菊地投手は巧みな牽制で二塁走者をアウトに〔中〕。打撃好調の8番・山口〔右〕に期待がかかるが、三遊間を抜けそうなゴロに石井遊撃手が追いつき、6-4-3のダプルプレー。マシンガンズも堅い守備で菊地投手を守り立てる。

 3回表、ハーツは9番・兵藤〔左〕が死球で出ると、10番・角田〔中〕は高目の球にうまく合わせ、ライト前ヒット。1番・横井は、打率1、2位の矢野、小西に回そうと犠牲バントを試みるが初球を失敗。ヒッティングに切り替えるがショートへ打ち上げてしまう。インフィールドフライとなるが、一塁ランナーが飛び出してしまい、この回もダブルプレー。矢野はセカンドゴロエラーで出塁するも〔右〕、小西の鋭い打球はショート正面のライナーで無得点。

 3回裏、矢野はサードゴロと三振でツーアウトを取るが、2番・北村選手〔左〕が右中間へ技ありの飛球を放つ。センターの宮本が懸命に追いグラブで触れるが、惜しくもキャッチはできず、三塁打となる。続く石井選手の打球は一二塁間のゴロ〔右〕。ファーストの筒井がよく追いつき、ベースカバーの矢野に送球するもぎりぎりセーフ。マシンガンズは貴重な追加点を得る。

 0-2となり、苦しくなってきたハーツだが、4回表にベテラン勢がヒットを重ねる。まず4番の筒井〔左〕が持ち味のフルスイングで、三塁線を抜ける安打。菊池が四球でつなぎ、無死二三塁とすると、6番・高松〔中〕がセンターへ会心のタイムリーヒット。ワイルドピッチで同点とすると、7番・宮本〔右〕がきれいにセンターへ抜けていく勝ち越しタイムリー。ハーツが打線のつながりで3-2と逆転する。

 4回裏、マシンガンズは先頭打者が振り逃げで生きると、2四球で二死満塁とする。ここで、元気印の1番・橋口選手がセンターの頭上を越える豪快なランニング満塁ホームラン〔中〕。6-3と再逆転に成功する。振り逃げで走者を出していなかったら、三者凡退の回だっただけに、その後の四球を含め、ハーツにとっては悔やまれる場面となった。

 5回裏からハーツは小西〔左〕にスイッチ。この回先頭の4番・後藤選手はファーストの左を鋭く抜けていく安打を放つ。そして二盗を試みるが、小西は非常に速いクイックを披露し、キャッチャーの菊池も無駄のない送球で見事に刺す〔右〕。菊池は他の盗塁時にもあと少しでアウトという送球を見せていて、今後ハーツにとって大きな武器になるだろう。

 6回表のハーツは、筒井四球の後に、5番・菊池〔左〕がレフトへクリーンヒット。高松は死球で、前の回から登板している石井投手〔中〕に対し、無死満塁とチャンスを広げる。ここで宮本〔右〕が球を見極め、押し出し四球で4-6に。

 6回裏、小西は三者凡退で締めるが、ここで時間切れ。
 中野マシンガンズが南海ハーツを6-4で下し、この瞬間、マシンガンズが開幕7連勝でGリーグ優勝を決めた。

 マシンガンズさん、優勝おめでとうございます。7つの勝ち星のうち、5試合が2桁得点。まさにマシンガン打線で、どの打順からも得点できる強さを感じました。また菊地投手をはじめ、ディフェンス面でも安定感があり、新入団の松原選手、北村選手というピースが加わり、攻守でレベルがひとつ上がった気がします。全勝で優勝まで突っ走ったチームは記憶になく、南海ハーツにとっても高い目標ができました。

 リーグ戦、ハーツはシゲルさんとの1試合を残すのみ。最終戦に勝利して、Gリーグの勝ち越しを決めたいところだ。

文責【6】

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