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週刊ハーツ

2022.09.03

09月03日 あしたば戦 3-7

2022年9月3日(土)15:00~17:00
上井草スポーツセンターA面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs あしたば】

A 004 000 3  7
H 000 110 1  3

投:矢野〔負〕-小西-宮寺
捕:筒井-菊池

本塁打:小西(ハ)3号、菊池(ハ)1号、友廣(あ)、長堂(あ)
三塁打:なし
二塁打:小西

 1 (左) 森  【 0 】
 2 (投)矢野【32】
 3 (遊)小西【29】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (指)菊池【 8 】
 6 (中)宮本【19】
 7 (指)山口【31】
 8 (一)藤本【 5 】
 9 (三)横井【 6 】
10(右)辻本【助】
11(二)宮寺【助】
12(指)角田【 3 】

スコア:藤本智子

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=小西(センター越えの第3号ランニングホームラン!)
敢闘賞=菊池(レフト越え、嬉しい入団後初ホームラン!)
技能賞=森(1番打者として、しぶとくマルチ安打)
守備賞=山口(余裕で落下点に入り、レフトフライをがっちりキャッチ)
守備賞=横井(序盤の2エラーの汚名返上? 背走キャッチ)
山山賞=なし

試合動画

 あしたばさんとのフリーマッチは、両チーム合わせて4本のホームランが出る珍しい試合となったが、チャンスで効率的に得点したあしたばが南海ハーツを7-3で下した。

 ハーツの先発は3試合連続で勝利を挙げている矢野〔左〕。先頭打者に四球を与えるが、その後は見逃し三振を奪う〔右〕など危なげなく無失点スタート。

 あしたばの先発は長堂投手〔左〕。若手のイメージが強かった彼も、すっかりチームの顏になり、中心投手として投げ続けている。快速球の持ち主だが、ここ最近はペース配分を考え、緩急織り交ぜたピッチングを見せる。ハーツのトップバッターは、久しぶりに登場の“若手最年長”森(そろそろ別のニックネームも募集が必要か)。うまく掬い上げた打球はセカンドの頭上を越え、ヒットに〔中〕。2番は首位打者の矢野。やわらかな打撃フォームからレフトヘライナーヒット〔右〕。先制点なるかと思われたが、二死満塁で6番・宮本が放ったサードへの強いゴロはがっちり捕球され、無得点。

 3回表のあしたばは、ハーツ内野陣の2つのエラーなどで一死満塁から、4番・友廣選手〔中〕がライト線をライナーで抜けていく打球を放ち、計4面ある上井草なのでボールは転々、先制満塁ホームランとなる。矢野は本来ならこの回、三者凡退で終わっているはずで、申し訳ないことをした。それでも後続を2奪三振でしっかり抑え、3イニングを投げ切った。

 ハーツは4回表から小西〔左〕がマウンドへ。無死一二塁となるが、速球とスローボールのスピード差が大きく、奪三振〔右〕を含め後続を断ち、無失点。小西は5回、6回も三者凡退で計3イニングを0封。タメの利いた投球フォームで、素晴らしいピッチングを披露し、試合を作った。

 ピッチングでリズムをつかんだ3番・小西は4回裏、リリーフ登板の恵美投手から、豪快にセンターの頭上を越えていく第3号ランニングホームランを放つ〔中〕。ホームランダービー単独トップに立つ一打で、ハーツはようやく反撃開始。

 5回表から筒井に代わりマスクを被り、好リードで小西を守り立てた5番・菊池はその裏に先頭打者として打席に立つと、こちらもレフトヘ会心の当たり〔中〕。嬉しい入団後初ホームランとなり、ハーツは長打で1点ずつ返していく。

 2-4で迎えた7回表、ハーツはこの日初参加の宮寺投手〔左〕が登板。序盤に2つの送球エラーで精彩を欠いていたサードの横井が、ようやく体も温まったか(かなり遅いが)、後方にふわりと上がったフライを背走ジャンピングキャッチ〔中〕。続くレフトへの流し打ちを、これまた山口が軽めのジャンピングキャッチ〔右〕。迷手ではなく、名手?の2人が連続ファインプレーで、宮寺投手を守り立てる。

 このまますんなり7回表が終わってほしかったが、試合巧者のあしたばも黙ってはいない。死球のランナーを置き、静かなる飛ばし屋・長堂選手が豪快にセンター越えのランニング2ランホーマー〔中〕。この後も1点を追加し、7-2と勝ちを手繰り寄せる。

 7回裏のハーツは、1番・森がセンターへしぶとくヒット〔左〕。一死二塁となり、頼れる男・小西が右中間へタイムリー二塁打〔右〕。3-7とし、追い上げムードとなったが、反撃もここまで。

 結果的に4本のホームランが飛び出す派手な試合展開となったが、乱打戦というよりは投手戦の印象。両チームの投手陣がよく踏ん張り、数少ないチャンスに打撃陣が集中力を見せた好試合といえるだろう。

文責【6】

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