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週刊ハーツ

2022.08.20

08月20日 新宿ブンブン戦 22-1

2022年8月20日(土)12:30~14:30
東台A面(ビジター)
Gリーグ第6戦
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 507 55  22
B 010 00    1

投:矢野〔勝〕-小西-高松
捕:筒井-横井

本塁打:なし
三塁打:矢野(ハ)2、小西(ハ)、碓氷(ハ)
二塁打:高松(ハ)、土屋(ハ)、菊池(ハ)、矢野(ハ)

 1 (中)久原【24】
 2 (投)矢野【32】
 3 (遊)小西【29】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (右)横井【 6 】
 6 (一)高松【49】
 7 (左)土屋【13】
 8 (三)菊池【 8 】
 9 (二)碓氷【助っ人】
10(指)山口【31】

スコア:藤本智子

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=矢野選手(南海ハーツ)
 優秀=山口選手(南海ハーツ)
 優秀=森田選手(新宿ブンブン)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=山口(すべてレフトへの猛打賞! 8月好調維持)
殊勲賞=矢野(4安打、9塁打、5打点、先発勝利の大活躍!)
敢闘賞=高松(タイムリー含むマルチ安打)
敢闘賞=菊池(ハーツ入団後初ヒット、4打点)
敢闘賞=碓氷(タイムリー三塁打含むマルチ安打)
技能賞=久原(バントヒットで波に乗り、猛打賞)
守備賞=碓氷(セカンドで多くの守備機会を堅実にこなす)
山山賞=横井(ただ一人蚊帳の外? トンネルに5タコ、1併殺打)

試合動画

 新宿ブンブンさんとのGリーグ第6戦は、南海ハーツ打線が爆発し、3投手のリレーで22-1の完勝。打線のつながりが印象に残る試合となった。

 1回表、ハーツは先頭の久原〔1左〕がバントヒットを決める。二盗後、2番・矢野〔1右〕が左中間に見事に掬い上げ、俊足を生かした先制タイムリー三塁打。続く小西の投ゴロエラーの間に矢野がホームイン。筒井四球の後、一死二三塁から6番・高松〔2左〕がレフトへタイムリー。7番・土屋〔2右〕は三塁強襲ヒットでさらに1点追加。ダブルスチール後、菊池のサードゴロでも1点で、初回に5点を挙げた。


 ハーツの先発は8月6日の試合で完封勝利を挙げた矢野〔左〕。先頭バッターから空振り三振を奪うも〔中〕、2番・矢島選手に死球。ここで3番・田中舘選手〔右〕がライトへ狙い打ちのクリーンヒット。このとき、久しぶりにライトを守った横井がまさかのトンネル。ランナーは二三塁となるが、矢野は後続を断ち、無失点スタート。

 2回表、ハーツは先頭の10番・山口〔左〕がレフトへ会心のライナーヒット。矢野〔右〕にもショート内野安打が出るが、この回は得点ならず。

 2回裏、ブンブンは先頭の6番・佐々木選手〔左〕が四球を選ぶと、野選とエラーもあり、一死満塁。ここで10番・藤井選手〔右〕がしっかり見極め、押し出し四球。しかし矢野はこの回のアウトすべてを空振り三振で取り、球の力を見せた。

 3回表、一死三塁から、8番・菊池〔左〕が待望のハーツ入団後初ヒットで、1点追加。さらに一死二三塁から、山口〔右〕が勝負強くレフトへのタイムリー。山口は8月6日の試合でも良い当たりを連発しており、好調を持続。

 ハーツ打線はつながり良く、なおも一死満塁から、矢野〔左〕がライトへ走者一掃のタイムリー三塁打で早くも猛打賞。そしてチームNo.1の長打力がある3番・小西〔右〕も右中間にタイムリー三塁打。さらに野選で1点を追加し、この回7得点、12-1とリードを広げる。

 4回表、ブンブンは佐々木投手から木津投手にスイッチ。この回先頭の高松〔左〕はレフトへ鋭い当たりの二塁打。続く土屋〔中〕もレフトヘ二塁打で、無死二三塁。1本が出て気持ちも楽になった菊池〔右〕はボールを引きつけ、左中間に2点タイムリー二塁打。

 ハーツ打線はまだまだつながり、9番・碓氷選手〔左〕がライト線にタイムリー三塁打。山口〔中〕は猛打賞となるレフト前タイムリーでGリーグ優秀選手に。久原は鋭く振り抜くと〔右〕、センターへのクリーンヒットでつなぐ。なんとここまで6連打。この後も1点を追加し、17-1に。

 ハーツは4回裏から小西〔左〕が登板。制球に苦しみ無死満塁となったが、自らの好フィールディングで123のゲッツーを取るなど〔右〕、ランナーを背負っても落ち着いたピッチングで無失点で切り抜ける。

 5回表、一死から菊池が四球出塁し、二盗。碓氷選手は巧みなバットコントロールでセンターの左へライナーヒット〔左〕。菊池は三塁を回り突っ込むが、塁間で躊躇してしまい、三塁へ帰塁するもタッチアウト。この回だけ三塁コーチャー不在で、指示できなかったのがいけなかった。山口の四球後、久原は一塁手の後方にうまく打球を運び〔中〕、内野安打で猛打賞。このとき、二塁ランナー碓氷選手の好走塁で〔右〕、打点も1。

 続く矢野は、またもやライトへ技ありのタイムリー二塁打〔左〕。このヒットで4本目となり、しかも三塁打2、二塁打1、単打1の9塁打。ピッチングも含め、Gリーグ最優秀選手に選ばれたのも深く頷ける素晴らしい活躍だ。なおも二死二三塁で、小西の打球は内野のエラーを誘い、2点追加。ここで、新バットの持ち主・4番筒井が打席へ。自分以外がこのバットでヒットを量産するなか、少し寂しげな表情を見せていたが、最後の最後でフルスイング炸裂〔右〕。文句なしのレフト前タイムリーで、留飲を下げた。

 5回裏、抑えとして登板したのは高松〔中〕。コントロールの良さは健在で、危なげなく三者凡退。
 南海ハーツがGリーグ第6戦を22-1で新宿ブンブンに勝利した。ハーツは大量20安打で、ここまで打線がつながれば何も言うことはない。リーグ戦は3連勝の後、2連敗と足踏みしてしまったが、4勝目を挙げ、2位を堅守。トップをひた走る中野マシンガンズの姿はまだ遠いが、最後まで諦めずに、残り2試合に全力を尽くしたい。

文責【6】

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