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週刊ハーツ

2021.09.11

09月11日 アメーバ戦 11-1

2021年9月11日(土)12:00~14:00
錦糸公園A面(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

H 211 020 5  11
A 000 001 x    1

投:高松〔勝〕
捕:綿貫

本塁打:小西1号
三塁打:小西
二塁打:なし

 1 (中)久原【24】
 2 (左)土屋【13】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (二)小西【29】
 5 (三)住吉【51】
 6 (一)横井【 6 】
 7 (捕)綿貫【14】
 8 (指)筒井【18】
 9 (右)宮本【19】
10(投)高松【49】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小西(今季チーム初本塁打に、三塁打、単打の準サイクル安打!)
殊勲賞=土屋(入団後初ヒットから一気に猛打賞!5盗塁に、レフトでも好守)
敢闘賞=久原(トップバッターとして、マルチ安打に2盗塁)
技能賞=宮本(最初の打席で、ライトへきらりとクリーンヒット)
守備賞=久原(縦横無尽で何度もチームを救い、6回には背走の超ファインプレー)
山山賞=なし

試合動画

 約1年ぶりとなるダブルヘッダー。アメーバさんが錦糸公園を2コマ確保してくださり、実現できました。
 その1試合目。アメーバの先発は元ハーツの今泉投手〔左〕。こうして対戦できるのは草野球仲間として嬉しいもの。アメーバ・横山監督の粋な采配に感謝したい。
 ハーツ打線は上位に若手が並んだ。どのような活躍を見せるか期待も膨らむ。そして切り込み隊長の1番・久原〔中〕がレフトとサードの間にしぶとく落とすヒットで、いきなり出塁する。得意の脚ですかさず盗塁。敵失もあり三進する。ここで新人の2番・土屋〔右〕がレフトへ会心の先制タイムリー。記念すべき、ハーツ入団後初ヒットだ。

 ハーツの先発は高松〔中〕。この日は内外野を見渡しても守備陣に隙がなく、好投が期待されたが、まさにその通りのピッチング。初回を二ゴロ、二ゴロ、左フライで危なげなく三者凡退。いつものことながら、コントロールの良さが守備のリズムを作り、それが好守にもつながっていく。草野球のお手本となるピッチングである。

 2回表一死から、9番・宮本〔左〕が高い音を響かせライト前へきれいなヒット。二盗後、10番・高松〔中〕もレフトへ力強い安打で続く。二死二三塁から、この日のラッキーボーイ土屋がセカンド左へドライブのかかったゴロを放つ〔右〕。これが脚を活かした内野安打となり、ハーツは1点を追加。3-0とする。

 3回表は先頭の4番・小西〔中〕がレフトへライナーヒット。走れる4番の小西は二盗、三盗でさらにチャンスメイク。6番・横井のショートゴロで小西がホームイン。ヒット1本で得点までつなげる、この日のテーマを実践したかたちだ。

 5回表はまたも新1・2番が機能する。久原〔左〕はしっかりボールを捉え、レフト前。二盗後、土屋〔中〕もきっちりレフトへボールを運ぶ。土屋は早くも猛打賞を記録。ここで頼れる4番・小西がレフトへ大きな打球〔右〕。2人を迎え入れるタイムリー三塁打となり、6-0。この回の上位打線には破壊力があった。

 高松は5回まで被安打は内野安打の1本のみ。抜群の安定感だったが、6回に守備陣が足を引っ張ってしまう。三失のランナーを一塁に置き、1番打者の放ったフライはライトの前へ〔中〕。この回から入った横井が追いつけず、セカンドの小西が必死に追いかけるが、小西の脚を以ってしてもわずかにグラブが届かず、無死一二塁に。高松はそれでも次打者から三振を奪うなど粘投するが、一死二三塁から3番打者がセンターへ大きな飛球。これを久原が背走でナイスキャッチ。しかし犠牲フライには十分で、アメーバは待望の1点を得る。高松は6回まで投げ(完投)、失点はこの1点のみ(自責は0)。被安打2の素晴らしい内容だった。

 最終の7回表はハーツ打線が爆発。一死からこの日全打席出塁の土屋が四球で出ると、静かで熱い男3番・矢野〔左〕がレフト前。ここで炎の4番打者・小西がフルスイングでセンターの頭を遥かに超える特大飛球〔中〕。これが今季チーム初のホームランとなり、一挙に3点。小西は単打、三塁打、本塁打で準サイクルヒット、5打点の大活躍だった。ハーツはさらに打線がつながる。住吉を三塁に置き、この試合から久しぶりに復帰の7番・綿貫〔右〕が得意のライトへタイムリー。このあと高松の押し出し四球もあり、7回は計5得点。南海ハーツがアメーバを11-1で下した。


 第1試合はハーツの上位打線が機能し、完投した高松の快投もあり、投打が噛み合い完勝。
 4番を任された小西の活躍は言うまでもないが、2番に抜擢された土屋が猛打賞に5盗塁の素晴らしい働きぶり。大学の野球サークルでは小西の後輩であり、先輩の前に自分がきっちりランナーとして出るところは流石だ。そして小西と同い年の元気印・久原はマルチ安打も見事だったが、不動のセンターとして称賛すべき堅守。前へ後ろへ難しい打球にことごとく追いつき、球際の強さも健在。久原を筆頭に、矢野、小西、土屋らは守備での貢献も大きかった。
 実を言うと、ハーツの勝利は7月3日以来。勝ちに飢えていた集団に久しぶりに勝利の女神が微笑んだ。しかし美酒に酔っている暇はない。場所をA面からB面に移して第2試合が待っている。道具を持って、対面へダッシュだ。

【文責・背番号6】

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