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週刊ハーツ

2020.08.01

08月01日 新宿ブンブン戦 5-4

2020年8月1日(土)16:30~18:30
東台野球場A面(ビジター)
Gリーグ第2戦
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 021 02(1x)  5(6)
B 001 03        4

*Gリーグ記録は5回終了まで

投:住吉〔勝〕-高松-松尾〔S〕
捕:筒井

本塁打:なし
三塁打:松尾
二塁打:なし

 1 (中)矢野【32】
 2 (右)綿貫【16】
 3 (一)高松【49】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (遊)松尾【17】
 6 (投)住吉【51】
 7 (三)横井【 6 】
 8 (左)兵藤【23】
 9 (二)太田【16】→永山【36】
10(指)今泉【63】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=松尾選手(南海ハーツ)
 優秀=住吉選手(南海ハーツ)
 優秀=森田選手(新宿ブンブン)

★ハーツ三賞★
殊勲賞=住吉(4イニングスを被安打1、奪三振6、失点1。勝利投手に)
敢闘賞=松尾(先制のきっかけをつくる三塁打含む猛打賞)
技能賞=太田(1安打、1盗塁、勝利打点)
技能賞=筒井(4番の貫録、ダメ押し適時打)

動画はコチラ

 前回に続くGリーグ第2戦。相手も同じく新宿ブンブンだったが、序盤から相手投手の制球の乱れに乗じた足攻めで効果的に得点、Gリーグ記録上の最終回にはヒヤリとする場面もあったが、先発住吉の1失点の好投が光り、Gリーグ戦連勝のスタートを切った。

 ハーツの2回は、先頭の松尾〔左〕が右頭上を超える三塁打を放つ。住吉、横井が四球を選び、一死満塁から、今季ここまで全出塁の太田〔中〕が押し出しの四球を選び、先制。ぎっくり腰で痛々しい今泉〔右〕の内野ゴロの間に横井が還って2点目をあげた。

 続く3回は四球出塁後二盗を決めた高松が、筒井の内野ゴロ処理を相手がもたつく間(記録は失策)に一気に本塁に駆け込んだ〔左〕。さらに5回、失策出塁の綿貫が二盗、三盗を鮮やかに決めると、筒井〔右〕が中前適時打。相手守備の乱れもあって、二塁走者高松も本塁に還ってきた。

 ハーツ先発の住吉〔中〕は、4イニングを1安打、6奪三振、1失点に抑え込み、3対1のリードを保って三塁の守備に就いた。

 5回表を終えて、ハーツ5対1と4点のリード。この回からマウンドに立ったのは高松〔左〕。先頭打者に安打で出塁を許すと、味方の守備の乱れと四球で無死満塁のピンチを招く。続く2人を投ゴロで連続本塁封殺といつもの粘りをみせたが、さしもの高松も、ここから死球、四球、死球の3連続押し出しで、5対4の1点差に詰め寄られてしまう。なおも満塁、相手は三番打者。このピンチをバッサリ断ち切ったのが救援松尾〔右〕だった。

 Gリーグ規定で、5イニングまでの記録となったが、6回ハーツの攻撃では今季入団の矢野〔中〕がスピード感あふれる走塁を見せた。四球出塁後、すかさず二盗を決める。続く内野ゴロで三進すると、相手投手の投球の乱れを逃さず、判断よく本塁を陥れた(記録上は暴投)。猛暑のなかでの一戦、しかも最終イニングでの、この迷いのない走塁には敬意を表したい。

 明るい話題が多いこのゲームだったが、一点、心配な点もある。チーム最年長、今季は打率10割、出塁率10割、守備率10割と絶好調の太田が、今季初盗塁を決めた際、足を痛めてしまったことだ。その場でベンチに下がり、試合後の反省会にも元気な顔を見せていただけに、大事には至らなそうだが、ささいなケガでも、ベテラン選手の場合には選手生命を断たれかねない。平均年齢の高いチームとしては、いくら注意してもしすぎることはない。

【文責・背番号23】

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