since 1997

週刊ハーツ

2019.08.03

08月03日 中野マシンガンズ戦 4-7

2019年8月3日 15:00~17:00
下高井戸運動場A面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】

M 112 021 0  7
H 000 030 1  4

投:柴川〔負〕-高松
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:永山
二塁打:綿貫

 1 (遊)横井【 6 】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (指)高松【49】
 4 (二)岩本【 1 】
 5 (投)柴川【 4 】
 6 (中)久原【24】
 7 (左) 森  【 0 】
 8 (三)兵藤【23】
 9 (指)永山【36】
10(一)藤本【 5 】
11(右)宮本【19】
12(指)山口【31】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=永山(5回、適時三塁打。激走も光る)
技能賞=綿貫(鮮やか流し打ち2安打)
技能賞=藤本(センター、ライトへ確実性ある打撃で2安打)
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 夏の甲子園の組み合わせ抽選が行われた8月3日。グラウンドの気温39度の下高井戸でハーツは中野マシンガンズと対戦。先発・柴川が5回までに5奪三振と奮投も0対6と大量リードを許す展開。だが、5回裏、永山の適時三塁打などで3点を返す粘りを発揮。しかし反撃も及ばず4対7で屈し4連敗となった。

 この日は先述のようにグラウンドの気温は39度の猛暑。下高井戸のマウンドはなかなか合わないと試合前、不安をのぞかせた柴川〔左〕だったが、打たれても粘りの投球を披露。三塁手・兵藤〔右〕がゴロを3つさばくなど安定した守備もあり1、2回で2失点に抑えた。

 だが、3回表、マシンガンズ打線が火を噴く。四番打者が右翼フェンスへ弾丸ライナー。ここで右翼手のベテラン・宮本がなんとフェンスの目の前にいるというドンピシャのポジショニングを見せたが、打球も伸び惜しくも捕れず。さらに大振りしない攻撃も徹底され、センター返しの3連打を含む4連打を浴びた。それでも、柴川もこの後2連続三振と踏ん張り、大量失点は免れた。

 一方で攻撃は制球のよい相手軟投派投手から4回までゼロ行進。1、2、4回とスコアリングポジションにランナーを進めるも、あと一本がなかなか出ない。加えて左打者の宮本の1打席を除く15打席のうち右打者の三ゴロ凡退が6と完全に相手の術中にはまってしまった。それでも5回裏、ようやくハーツ打線がつながる。四球で出塁した五番・柴川が二盗三盗を決め〔左1〕、無死三塁とすると続く久原がキッチリ左翼へ犠飛〔右1〕。さらに一死一塁で九番・永山〔左2〕が左翼へ鋭い打球を放つと、打球のバウンドも変化。左翼手が後ろに逸らす間に一塁から森が生還〔中2〕。永山も三塁を陥れる激走〔右2〕。チームのムードも最高潮に達した。


 そして続く藤本も中前へ適時打〔左1〕。この回、3点を返した。藤本は7回裏にも1死満塁の場面で右へ適時打〔右1〕。二走・森がファウルと勘違いのチョンボもあり打点は1にとどまったが中堅から逆方向への意識が功を奏した。さらに引っ張っても強い打球が打てる綿貫も1打席目遊ゴロで凡退となると、その後の2打席は得意の流し打ちに修正。二塁打〔左2〕、安打〔右2〕と巧みな打撃技術を披露した。


 この日は永山、藤本、綿貫だけでなく横井〔左1〕、高松〔中1〕、岩本〔右1〕、久原〔左2〕、誕生日だった森〔中2〕とチームは計10安打を記録。山口〔右2〕も鋭い三直を放ち決して打てないわけでもない。

 守りでも6回は高松が投飛からの一塁転送で併殺〔左〕、7回はリズムよく三者凡退に抑えた〔右〕。兵藤、柴川の三遊間に久原の中堅守備も安定感が増してきた。それでも勝てない歯がゆさが残る。

 今回は四球をもらった5、7回には得点できたが、それ以外は奪えず。あと一本という課題も浮き彫りとなった。一方の中野マシンガンズは大きなミスのない守り、さらには基本に忠実なセンター返し中心の打撃を徹底。こういったライバルチームの試合運びからも、手本になる要素はたくさんある。しっかり相手の野球からも学び、連敗街道を脱出したいところだ。

【文責・背番号0】

コメント

コメントフォーム

表示:PC