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週刊ハーツ

2019.06.01

06月01日 中野マシンガンズ戦 6-7

2019年6月1日 11:00~13:00
上井草スポーツセンターC面(ビジター)
Gリーグ 第4戦
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】(2試合目)

H 202 200  6
M 203 011  7

投:岩本-今泉-住吉〔負〕
捕:横井

本塁打:住吉、筒井
三塁打:なし
二塁打:柴川

 1 (二)今泉【63】
 2 (投)岩本【 1 】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (捕)横井【 6 】
 5 (三)高松【49】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (一)筒井【18】
 9 (右)柴川【 4 】
10(指)兵藤【23】
11(左)福田【 9 】
12(指)藤本【 5 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=橋口選手(中野マシンガンズ)
 優秀=石井選手(中野マシンガンズ)
 優秀=住吉選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=住吉(3回、勝ち越し2ランホームラン。3打点)
技能賞=筒井(4回、同点ソロホームラン)
技能賞=今泉(左右に打ち分け、猛打賞)
守備賞=住吉(3、4回にショートフライを好捕)
山山賞=なし

動画はコチラ

 開幕3連勝で迎えたGリーグ第4戦。ここで南海ハーツが勝てば全勝ターンとなり、一方、中野マシンガンズにとっては絶対に負けられない一戦である。試合は序盤から両者譲らず、決勝点は最終回に記録された。果たして、勝利の女神はどちらのチームに微笑んだのか。

 今季リーグ戦初のビジターとなったハーツは、1回表に3番住吉の犠牲フライ〔左〕で先制。その後、5番高松のレフト線安打〔中〕でチャンスを広げると、7番永山の鋭いショートへの当たり〔右〕がフィルダースチョイスを誘い、もう1点を追加する。

 ハーツの先発は満を持しての岩本〔左〕。初回から2奪三振のピッチングを見せるが、マシンガンズ打線のクリーンアップも力強い。3番石井選手の右中間ヒット〔中〕、4番橋口選手の左中間2点タイムリー〔右〕で2-2の同点とする。

 勝ち越したいハーツは3回表、1番今泉のセカンド内野安打〔左〕でチャンスメイクすると、住吉〔右〕が豪快にレフトへランニングホームラン! 4-2とリードする。

 しかしマシンガンズも負けていない。すかさずその裏に、石井選手のライト前〔左〕につづき、6番下田選手のライト前タイムリー〔中〕で同点とすると、8番吉田選手の渋いファースト前内野安打〔右〕で勝ち越しに成功。5-4とし、シーソーゲームとなっていく。

 再度の逆転を狙うハーツは4回表に絶好調男・8番筒井がフルスイング〔左1〕。打球はレフトへ高らかに舞い上がり、筒井は全力疾走でソロホームラン! 追いつき、5-5となる。つづく9番柴川もレフトへ二塁打〔右1〕。そして10番兵藤のセンター前タイムリー〔左2〕で6-5。勝負強さを発揮し、逆転する。この後、11番福田にもレフト前ヒット〔右2〕が出て4連打。ハーツが流れをつかむ。


 ハーツは4回から今泉〔左〕が登板。期待に応えた今泉はテンポよく三者凡退、勝利の方程式が動き出した。しかし5回表の無死満塁のチャンスを4番横井以下が活かせず、追加点を奪えなかったのが後に響いてくる。5回裏、マシンガンズは橋口選手〔中〕が俊足を活かし内野安打。盗塁で無死二塁とすると、5番菊地選手がセンターへタイムリー〔右〕。6-6とし、土壇場でまたもや追いつく、驚異的な粘りを見せる。

 どちらも負けられない試合。残り時間から見て、試合が決まるのは6回の攻防と予想された。ハーツは6回表が三者凡退。ここで流れが止まってしまったかもしれない。6回裏からは住吉〔左〕にスイッチ。先頭バッターをピッチャーゴロに打ち取るが、ファーストへの送球がミットからこぼれ、ランナーは生きる。その後、塁が埋まり無死満塁。ここで迎えるのは、この日2安打の4番橋口選手。住吉投手は渾身のスライダーで、空振り三振を奪う〔中〕。しかしここで思わぬ事態が……キャッチャーの横井がそのボールを捕球できず、後逸。三塁ランナーの会田選手がこの一瞬の隙を見逃さず、果敢にホームに走る。間一髪のタイミングでセーフ〔右〕。7-6と勝ち越し、マシンガンズのベンチは大盛り上がり。痛恨のパスボールをしてしまった横井は、悔しすぎるプレーだった。

 7回表のハーツは、諦めることなく、先頭の兵藤がレフトへクリーンヒット〔左〕。今泉の猛打賞となる一塁へのヒット〔右〕で7-7の同点に追いつく。しかし規定により、表の攻撃はカウントされないため、中野マシンガンズが激戦を制し、Gリーグを2勝2敗で五分の星に戻した。南海ハーツの連勝はストップし、3勝1敗に。この日の時点で、あしたばも3勝1敗。2チームが首位に並んだ。

 どちらが勝ってもおかしくない試合だったが、最後のミスで負けたハーツにとっては、痛い敗戦となった。4番としての責任も果たせず、守備でも悔やまれるプレーをしてしまった横井は、次のGリーグでは何とかチームに貢献してほしい。
 打線全体としては好調な選手も多く、長打も出ている。グラウンド上やベンチでも互いに声を掛け合い、チームの雰囲気は良い。幸いなことに、6月に入っても雨天中止が一度もない。毎試合、選手も多く集まっている。ベテランと若手のバランスもいい感じだ。このチーム状態を維持し、Gリーグの後半戦に向かっていきたい。

【文責・背番号6】

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