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週刊ハーツ

2019.03.23

03月23日 中野マシンガンズ戦 11-5

2019年3月23日 11:00~13:00
世田谷公園野球場B面(ホーム)
Gリーグ 第1戦
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】(1試合目)

M 201 020 0   5
H 220 205 X  11

投:松尾〔勝〕-住吉〔S〕
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (遊)住吉【51】
 2 (三)高松【49】
 3 (中)今泉【63】
 4 (捕)横井【 6 】
 5 (投)松尾【17】
 6 (一)筒井【18】
 7 (左)永山【36】
 8 (右)福田【 9 】
 9 (指)宮本【19】
10(指)兵藤【23】
11(二)桑原【99】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=住吉選手(南海ハーツ)
 優秀=松尾選手(南海ハーツ)
 優秀=下田選手(中野マシンガンズ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=住吉(打での猛打賞に、クローザーとしても勝利に貢献)
敢闘賞=松尾(先発投手としてチームを勝利に導き、今季初ヒットも記録)
技能賞=永山(ジャストミートのレフト前安打でチャンスメイク)
技能賞=今泉(外野での前進好捕に加え、ショートでも安定の守備。ファウルで粘った末の出塁も大きい)
守備賞=筒井(横っ飛びで一塁ライナーをファインプレー)
守備賞=福田(ライトからの好返球で、俊足橋口選手をホームで補殺)
山山賞=なし

動画はコチラ

 2019年のGリーグ開幕戦。
 前日までの春の陽気から一転、肌寒い試合日となったが、今季初出場の松尾、福田を含め、南海ハーツは11人のメンバーで試合に臨むことができた。背番号を99に決めた、新入団の桑原もスタメンセカンドで守備に就く。

 ハーツの先発は松尾〔左〕。なんと約半年ぶりの実戦となったが、投球練習時から、いつもの伸びのある速球と、変化球のキレがよく、どんな投球をしてくれるか期待が増す。
 初回の中野マシンガンズは、先頭の後藤選手が塁に出ると、好調橋口選手〔中〕と、4番下田選手〔右〕のヒットで2点を先制する。

 追いかけるハーツは、1回裏に相手のエラーなどで2-2の同点とすると、2回にも四球を絡め、ノーヒットのまま2点を挙げ、4-2とリードする。マウンドの感覚をつかんだ松尾は、2回には好打者石井選手から三振を奪うなどギアを上げ、三者凡退で試合を作っていく。

 3回裏、住吉にチーム初安打〔左〕が出たハーツ打線は、4回裏に機能する。先頭の7番永山〔中〕が腰の回転よく得意の引っ張りで出塁すると、二死満塁から1番住吉〔右〕が勝負強くレフトへのタイムリーで追加点。6-3とリードを広げる。

 先発の松尾は5回こそテキサスヒットなどで2点を失うが、終始落ち着いたマウンド捌きで丁寧に投げ切り、クローザーの住吉〔左〕に引き継ぐ。この日のハーツは、初回にライト福田がホームへの好返球〔右〕で、俊足・橋口選手のホームインを阻むなど、守備陣も投手を盛り立てた。筒井一塁手の横っ飛びファインプレーもチームの士気を高めた。

 6回裏、ハーツは1番住吉〔左〕、2番高松〔中〕、5番松尾〔右〕の3本のクリーンヒットなどで5点を挙げ、11-5とする。ダメ押しとなるこの回の追加点が大きかった。また一死満塁からのサードゴロで、三塁ランナー住吉が快速を飛ばしホームインするなど、足で1点を稼ぐプレーも光った。

 最終回には、マシンガンズの3番橋口選手に対し、住吉投手がストレート勝負で挑み、彼もフルスイングで互いの力を試し合うワンシーン〔中〕も清々しかった。

 草野球にはさまざまな楽しみ方があるが、チームプレーという意味では、腰を痛めこの日はプレーできなかった柴川が試合に駆けつけ、コーチャーズボックスで的確な指示を送るなど、こういうチーム愛は各選手にとってもありがたい。体調万全でなかった兵藤も指名打者として参加し、チーム一丸で中野マシンガンズに挑んだことが、勝利につながったように思う。
 また、試合後にいつも率先してグラウンド整備を行ってくれる今泉の姿が印象に残る。チームの勝ちには、フィールド内でのプレーとともに、それ以外の部分で貢献している各メンバーの力が確実に活きている。

 この日の飲みは楽しかったようだ。勝つことで味わう喜び、新しい顔がチームの輪に溶け込む嬉しさ……外の気温は低かったが、お酒を囲むメンバーの笑顔には、春の温かさが宿っていた。

【文責・背番号6】

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