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週刊ハーツ

2019.03.09

03月09日 あしたば戦 5-6

2019年3月9日 14:00~16:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs あしたば】

H 010 004  5
A 114 00X  6

投:高松〔負〕-兵藤-柴川-住吉
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:筒井

 1 (中)住吉【51】
 2 (一)岩本【 1 】
 3 (三)久原【24】
 4 (指)横井【 6 】
 5 (右)筒井【18】
 6 (左)柴川【 4 】
 7 (二)永山【36】
 8 (遊) 森  【 0 】
 9 (指)兵藤【23】
10(指)桑原【99】
11(投)高松【49】
12(捕)綿貫【14】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=兵藤(一度は同点に追いつく犠飛を放つ)
技能賞=なし
守備賞=住吉(圧巻の投球で1イニング3奪三振)
山山賞=なし

 今期第2戦は宿敵、あしたば戦。
シーズンを通しての戦い方をにらみ、高松監督は、選手の適性、潜在能力を図るべく、思い切った布陣をしいた。打たせて取るのが真骨頂の先発高松〔左〕は、監督としての狙い通り、この日が初守備の三塁・久原〔中〕、遊撃・森〔右〕への打球を演出。2イニングを投げ、2点を失ったものの(自責点0)安定感は抜群、主戦投手としてチームの信頼は揺るぎない。

 昨シーズンから進境著しい久原は初の三塁守備で、たびたび襲う打球に苦しみ3失策を重ねたが、いずれも捕球に不慣れなだけで、拾ってからの送球は素早く力強い。ゴロを捕ることに慣れれば、内野への適性も十分だろう。

 投手陣は、4回、5回をそれぞれ任せられた柴川〔左〕、住吉〔右〕があしたば打線に安打を許さず、とくに住吉はあしたば主力を3奪三振に斬ってとった。

 一方打線は相手投手陣に4安打に封じこまれた。
そうしたなかでも、2人の得点力に期待がかかる、住吉〔左1〕、岩本〔右1〕の新一二番が、それぞれ1安打1四球と機能し始めた。今期開幕から打撃好調の森〔左2〕も、2回にチャンスを広げる中前打を放ち、5番筒井〔右2〕も最終6回に追撃の2点二塁打で意地を見せた。打線で気がかりなのが4番を任された横井。この日も初回の打席こそ四球出塁したものの、2打席目、3打席目の内容が、かつての横井を知るチームメイトにはさみしい限りだ。昨シーズン途中から捕手の重責を担い、人一倍責任感の強い横井には4番は重荷に思えるのかもしれないが、采配上手の高松監督の眼力に間違いはない。いつ往時の輝きを取り戻してくれるか、次戦以降に期待したい。


 試合のほうは、1対2のビハインドで6年ぶりに登板した兵藤〔中〕が二死満塁から走者一掃の三塁打を奪われ、得点差を広げられたのが響き、最終6回、相手2番手投手の制球難につけ込み4点を返したものの、あと1点届かなかった。

【文責・背番号23】

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