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週刊ハーツ

2018.06.30

06月30日 新宿ブンブン戦 11-6

2018年06月30日 15:00~17:00
東台野球場A面(ビジター)
Gリーグ 第4戦
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】(2試合目)

H 520 04  11
B 300 12   6

投:住吉〔勝〕→高松
捕:柴川→綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (指)綿貫【14】
 2 (指)藤本【 5 】
 3 (投)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (一)筒井【18】
 6 (右)宮本【19】
 7 (指)山口【31】
 8 (捕)柴川【 4 】
 9 (二)兵藤【23】
10(中)今泉【63】
11(左) 森  【 0 】
12(遊)横井【 6 】
13(指)久原【24】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=住吉(南海ハーツ)〔左下〕
 優秀=宮本(南海ハーツ)〔中下〕
 優秀=愛莉(新宿ブンブン:堅い二塁守備&中前打。加えて好走塁も見せつけられました)〔右下〕

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(4回奮投で復活を印象づける勝利)
敢闘賞=高松(満塁の好機でキッチリ先制適時打)
守備賞=今泉(四回、前進中飛捕球からの併殺成立)
山平賞=筒井(2度の強烈な左飛。うち一つは犠飛となる)
山平賞=久原(相手捕手のタッチをかいくぐる巧みなスライディング。チームを活気づける)

 30度を超える猛暑。3週間ぶりの実戦…。不安要素を抱えて臨んだGリーグ第4戦。ハーツは打線が初回5点、五回4点と集中打をたたみかかけるなど合計11得点。投げては故障明けの住吉が4回83球の力投。一度もリードを許すことなく11対6で新宿ブンブンを退けた。これでGリーグの成績も2勝2敗となり勝率5割に復帰。逆転優勝へ望みをつないだ。

 初回はベテラン勢の活躍が光った。一番・綿貫が口火となる右前打〔左下1〕を放つと、続く藤本も一・二塁間を破る安打〔中下1〕。三番・住吉〔右下1〕も相手失策で出塁し無死満塁の好機。ここで迎えるは四番・高松。頼れる主砲が持ち前の勝負強さを発揮し、左翼へ適時打〔左下2〕。加えて相手失策も絡み3点を先制した。猛攻はまだ続く。六番・宮本が一塁線を破る適時打〔中下2〕。この強烈な当たりに相手右翼手が打球処理を誤ると、宮本は隙を逃さず三塁を陥れる激走。これに負けじと八番・柴川〔右下2〕も中前へ安打を放ち一挙5点を奪った。

 しかし、これで勝利を確信できるほど公式戦は甘くない。一回裏の守りでは失策、死球に加え遊撃手・横井と左翼手・森の間に落ちるポテンヒットも重なるなど3点を返された。それでも先発・住吉〔中下〕は踏ん張った。二、三回には2奪三振を含む打者6人を完璧に抑える快投。フルスイングが売りの新宿ブンブン相手に怯むことなく4回4失点。故障からの復活を印象づける投球でこの試合の最優秀賞にも輝いた。

 随所に好プレーも生まれた。四回裏1死満塁の窮地では中堅手・今泉が一歩目鋭くフライをキャッチ。さらに素早い送球を見せ、飛び出した二塁走者を封殺しダブルプレーを完成させた。また三、五回の攻撃で五番・筒井が強烈な打球を連発〔左下〕〔右下〕。いずれも左飛となってしまったが、インパクトの瞬間はチームの誰もが長打を確信。逆風に加え相手の好守に阻まれるなど不運も重なったが、そのパワーでチームを勇気づけた。

 そしてチーム最年少の久原も輝きを放った。まずは試合開始時刻の到着ができなかったが、自分の1打席目には間に合わせる要領の良さを発揮。さらに五回の2打席目で安打を放つと〔左下〕、走塁では住吉の中前打〔中下〕で二塁から本塁へ生還。タイミングはアウトだったが相手捕手のタッチをスライディングでかいくぐる芸当を披露してみせた〔右下〕。

 永山監督不在の中、兵藤監督代行の采配も光った。指揮官としてはGリーグ初勝利となった一戦。猛暑の中、打撃に専念できるベテラン勢を上位に置き、守備で先発する選手は体力の消耗を考え、下位に起用。ケガ人を出すことなく戦えた要因となっただろう。

 試合後はハーツ2017年の個人表彰式が行われた。ここでは太田が、早退する山口のいる時間に到着を間に合わせる好プレー。やはりハーツの持ち味はこの団結力。逆転でのGリーグ7連覇へ総力結集で突き進む。


【文責・背番号0】

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