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週刊ハーツ

2018.04.07

04月07日 東京EAGLES戦 12-3

2018年04月07日 13:00~15:00
世田谷公園野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 東京EAGLES】

H 120 18  12
E 000 30    3

投:横井〔勝〕→今泉〔S〕
捕:柴川

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (中)今泉【63】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (投)横井【 6 】
 6 (指)福田【 9 】
 7 (一)筒井【18】
 8 (捕)柴川【 4 】
 9 (指)藤本【 5 】
10(左) 森  【 0 】
11(指)久原【24】
12(右)永山【36】

★ハーツ三賞★
殊勲賞=横井(今季4度目の先発。3回零封で初勝利(3年ぶりの勝利))
敢闘賞=兵藤(打撃好調キープの2安打に2盗塁と快足発揮)
敢闘賞=久原(5回に見せた1イニング2盗塁を含む3盗塁&2回に適時打)
守備賞=筒井(4回、一ゴロを本塁封殺につなげた堅守。ショーバン送球処理も見事)
守備賞=高松(ファウルからフェアになった三塁線の打球を素早く処理。好判断で本塁封殺につなげる)
守備賞=福田(強風下、スライスする左飛を2回に渡り確実キャッチ)
山平賞=柴川(今季5試合目で初安打が2点適時打)

 ハーツは東京EAGLESを相手に12対3で快勝。見るからに屈強な韓国人選手がそろう打線に対し横井、今泉が踏ん張った。加えて5回に3安打&相手の7四死球につけ込み一気に8点を挙げるなど打線も奮起。まさに前週の週刊ハーツの文末通り、得意とする人工芝の世田谷公園での今季初戦を、スカッと飾った形となった。

 先発の横井〔左下〕は4四球ながら3回を零封。「ツーシームを巧く使えたことと、柴川君〔中下〕のリードがよく投げやすかった」とバッテリーの呼吸も合い、粘り強い投球を見せた。ただ、球数が67と多かったこともあり、永山監督は4回から今泉〔右下〕にスイッチ。立ち上がりこそ「横井さんの勝利を消してはならない」(今泉)重圧もあってか3点を奪われたが、持ち前のテンポの良い投球は健在。続く5回は無得点に抑え修正能力を発揮。大魔神・高松を温存させる好救援を見せた。

 攻撃では「月が変われば打てなくなる」と試合前に語っていた兵藤〔左下〕が2安打2盗塁。またチーム最年少・久原は2回に今季初安打となる左前適時打〔中下〕。4対3と詰められた5回は先頭打者として四球で出塁し二盗、三盗と立て続けに成功。さらに相手の暴投で本塁生還と激走〔右下〕。味方ベンチからの暴走を不安視する声も吹き飛ばす「嘘のような『本盗』の話」を体現。大量得点の呼び水となった。

 収穫が目立ったこの試合。2回には筒井が強烈な左前安打〔左下〕。また5回、柴川が巧みな流し打ち〔中下〕で右翼へ2点適時打。筒井、柴川はともに今季初安打となった。守りも最終回に代わったばかりの二塁・藤本〔右下〕がゴロを二塁封殺につなげるなど出場12人中11人に守備機会があり、一丸で守り切った。

 だが、この勝利にも「相手の自滅のおかげ」と永山監督に慢心はない。それもそのはず、次戦は好調維持する首位打者・兵藤や、温存に成功したはずの大魔神・高松、マルチプレーヤーの今泉らが不在。加えて遊撃手として堅守を見せているとはいえ住吉も投球できない状態は変わらぬままだ。こういった不安要素をどう乗り越えていくのか―。次もまたチームの底力が試されることになりそうだ。

【文責・背番号0】

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