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週刊ハーツ

2017.10.28

10月28日 東大和タートルズ戦 1-2

2017年10月28日 11:00~13:00
東大和南公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【東大和タートルズ戦 vs 南海ハーツ】

H 100 000 0  1
T 000 002 x  2

投:住吉→柴川→高松〔負〕
捕:福田→小谷

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:住吉

1(左)松尾【17】
2(投)住吉【51】
3(捕)福田【 9 】
4(三)高松【49】
5(遊)柴川【 4 】
6(一)小谷※
7(中)横井【 6 】
8(二)藤本【 5 】
9(右)永山【36】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(チーム唯一の安打となる二塁打。足で先制点も。投げても3回0封)
守備賞=横井(ゲッツー成立させるものを含めファーストで2度の好捕)
山平賞=柴川(投手で冷静に1-6-3の併殺を取るなど2回ゼロ封)

 3週連続で雨天中止と、このところ天候に恵まれていなかったハーツ。この日も試合時間近辺に雨が降り出すという予報で、ゲーム決行が危ぶまれたが、雨も小やみとなり、人数的にも、助っ人の小谷選手を加えて9人をそろえることができて、ハーツは約1カ月ぶりのゲームに臨んだ。

 この日、助っ人に来てくれた小谷選手は、大学では準硬式をやっていたという本格派。ゲーム途中からは本職のキャッチャーに入って、チームのリズムを引き締め、守り合いとなった好ゲームを演出してくれた。

 ハーツは1回表、一死後に死球で出た住吉が、足元の悪いグラウンドに相手の強肩捕手という悪条件をかいくぐって二盗〔左下〕、三盗〔中下〕。三盗のとき相手の悪送球があって、幸先よく1点を先行した〔右下〕。

 しかし、ハーツ打線は、先取点の後は、この日の空のごとく、どんよりと湿りっぱなし。1回の一死一、二塁を後続が倒れて逃し、2回に四球で出た藤本が内野フライのとき帰塁が遅れたとみられて併殺を取られると、3回から5回まではすべて3者凡退と、力のあるストレートを投げてくる相手投手に完全に抑え込まれ、ノーヒットが続く。ようやく6回一死から、住吉が三塁線を破る二塁打〔左下〕、何とかノーヒットは免れたが、結局その1安打に終わった。

 攻撃ではさえなかったハーツだが、守りでは、住吉-柴川とつないで、5回までしっかりと相手打線を抑え込んだ。住吉〔中下〕は3回まで7奪三振。ヒットは3本打たれたが、真芯でとらえられた当たりはほとんどなかった。柴川〔右下〕も4回は2三振に捕邪飛と抑え込み、5回には一死一塁から投ゴロを捕球すると冷静に二封、ショートからの転送がワンバウンドとなったが、横井が難しいバウンドをしっかり押さえてゲッツーを成立させた。

 1点のリードを保ち、完封リレーまであと一歩だったハーツだが、6回にマウンドに上がった高松は、足の速い先頭打者を四球で出したところから傷口を広げ、前進守備を強いられての二ゴロ失で同点、そのあとも内野ゴロの間に走者をかえされ、逆転を許した。

 逃げ切り勝ちは惜しくも逃したハーツだが、来週からのGリーグ3連戦を前にして、とにかく1試合を、締まったクロスゲームの中でできたということは、実戦の勘を取り戻すためには意味があったと言っていいだろう。打線のほうは貧打が解消されないままだが、打てなかったにしても、それぞれに課題が目の前に現れたという意味では役立てることができるはず。Gリーグ3連戦へ向け、浮上させるための時間は長いとは言えないが、なんとかこのゲームを糧に調子を上げていきたいものだ。

【文責・背番号5】

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