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週刊ハーツ

2017.05.06

05月06日 新宿ブンブン戦 15-9

2017年05月06日 13:00~15:00
東台野球場B面(ビジター)
Gリーグ 第1戦
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】(1試合目)

H 40137 15
B 01071  9

投:松尾→住吉〔勝〕
捕:綿貫

本塁打:住吉〔2号〕、松尾〔2号〕
三塁打:綿貫

 1 (左)横井【6】
 2 (遊)住吉【51】
 3 (二)岩本【1】
 4 (三)高松【49】
 5 (投)松尾【17】
 6 (一)筒井【18】
 7 (指)宮本【19】
 8 (指)藤本【5】
 9 (中)森【0】
10(捕)綿貫【14】
11(右)永山【36】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=住吉(南海ハーツ)
 優秀=横井(南海ハーツ)
 優秀=石塚(新宿ブンブン)

★ハーツ三賞★
殊勲賞=住吉(先制2ランなど2安打1四球3盗塁&リリーフでピンチしのぐ)
敢闘賞=横井(2安打3盗塁で2度のビッグイニング起点)
敢闘賞=松尾(1点差から突き放す満塁本塁打)
守備賞=高松三塁手(満塁のピンチで三遊間の強い当たりを好捕し二封)
守備賞=松尾投手&遊撃手(投手ライナーを反応よく好捕し併殺&ショートで返球を好中継)
山平賞=宮本(2安打1打点2盗塁)

 ハーツは、7点リードをいったんは追いつかれるという苦しい展開から再び新宿ブンブンを突き放し、チームのGリーグ開幕戦を飾った。
 ハーツは1回表、先頭の横井が左前打〔左下〕で出て二盗、続く住吉が中越えに2ランを放ち〔中下〕、幸先よく先制。さらに松尾の右前適時打〔右下〕と宮本の遊撃越え適時打で、この回4点を先行した。

 2回に1点返されたハーツだが、3回には住吉の二盗、三盗を生かして岩本の左前適時打〔左下〕で1点、4回には敵失をきっかけに宮本〔中下〕、藤本〔右下〕の連打や綿貫の右犠飛で3点を加え、4回表を終わって8対1と、ゲームの流れは一方的になったかと思われた。

 しかし4回裏、ハーツは先発の松尾が変調、制球が乱れ始める。死球で出した先頭打者こそけん制で誘い出して一死を取った〔左下〕ものの、そこから2四球1安打で満塁とされると、石塚選手に2点二塁打〔中下〕、後藤選手に左前適時打を浴び4点差に。さらに四球での満塁から、ハーツは高松が三遊間の強い当たりを好捕し二封する好守を見せるが3点差。なおも内野ゴロの間に1点、押し出しで1点と、あっという間にリードは1点となった。
 ハーツはたまらずイニング途中で住吉に投手を交代するが、押し出しでついに同点。しかし住吉〔右下〕は続く打者を三振に取り、何とか同点止まりでピンチをしのいだ。

 再び振り出しに戻っての5回表。しかしハーツにはまだ反発力が残っていた。この回先頭の横井が中前打〔左下〕で出ると二盗、住吉も執念で中前に落とし一、二塁。重盗で二、三塁とすると、岩本の三ゴロ失の間に勝ち越した。ハーツはなお死球で満塁とすると、この日は不本意な途中降板に終わった松尾がセンター右を破る満塁本塁打〔中下〕、バットで取り返す形で勝負を決定づけた。ハーツはその後も二死一、二塁から綿貫の右越え三塁打〔右下〕で2点を追加した。
 その裏、ブンブンは二死満塁から石塚選手が左前打し、1点を返すが、ハーツは二走を好中継で刺し、そのまま時間切れとなりゲームセットとなった。

 苦しみながらもなんとかGリーグ開幕戦を飾ったハーツ。このところのGリーグは実力伯仲となっているだけに、6連覇を目指す今季は、たとえ苦しんだとしても最終的に白星とできれば良しと考えるべきところか。ただ一方で、松尾、住吉とつないでの5回9失点は、今季の投手陣に一抹の不安を抱かせたことも確か。今後もGリーグではチーム一丸、タフな気持ちが要求されるゲームが続くことになりそうだ。

【文責・背番号5】

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