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週刊ハーツ

2017.04.01

04月01日 湾岸サムライズ戦 14-8

2017年04月01日 15:00~17:00
世田谷公園野球場(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 湾岸サムライズ】

S 104201  8
H 80303x 14

投:松尾〔勝〕
捕:綿貫

本塁打:松尾【1号】
三塁打:綿貫
二塁打:住吉

1(左)成岡
2(遊)住吉
3(投)松尾
4(三)高松
5(捕)綿貫
6(中)山下※
7(一)篠田※
8(二)滝村※
 (右)横井
※は助っ人
*横井は怪我のため打席は立たず

★ハーツ三賞★
殊勲賞=松尾(完投、今季1号本塁打を含む3安打)
敢闘賞=住吉(先制二塁打含む3安打)
守備賞=横井右翼手(骨折おしての、守備のみ出場で、2刺殺)
山平賞=高松(通算500安打達成)

 春の選抜大会決勝順延の余波がハーツにも。参加可能予定の2名がこの日の決勝のために欠席となってしまったのだ。永山監督【36】も不在。助っ人予定者1名の直前の事故によるけが欠場。加えて前日からの雨で試合決行の判断も難しい状況のなか、何とか6人が試合に間に合い、相手チームの助っ人を急きょ借り受けることで、負傷中の横井【6】を含めようやく9人のメンバーがそろうという危うい状態だった。

 この日の相手は、2週前に対戦、敗北を喫しており、ホームを変えての雪辱戦だ。兵藤監督代行【23】がジャンケンに敗れ、後攻となったハーツ。0-1で迎えた1回裏、1番成岡【11】が左前安打〔左下〕で出塁すると、2番住吉【51】は左翼手の頭上を大きく超える二塁打〔中下〕を放ち、成岡が一気に本塁を駆け抜け、すぐさま同点に追い付く。3番松尾【17】が倒れた後、4番高松【49】の技あり安打〔右下〕から2四球をはさんで6安打を連ね、この回、8得点をあげる。


 8-5と追い上げられた3回、住吉、松尾の連続内野安打に、四球、敵失を絡めて効率よく3点を追加。4点リードで迎えた5回には、先頭の松尾が右翼線に今季1号本塁打〔左下〕を放つと、高松はこの日、2本目の安打〔中下〕を放ち、ハーツ初の通算500安打を達成した。続く綿貫【14】も得意の右打ちで三塁打〔右下〕とし、その後の敵失で本塁に還り、この回も3得点をあげた。


 今季初先発の松尾は、試合前の飲酒(補記:グラウンド担当の横井が、天候等を考慮し、早い段階で一旦中止の方向性を示してしまったため←試合の時間帯には天候が回復し、無事に行えることに)というハンディを自らに課しての登板。強打の相手打線に時折、連打を浴びながらも、緩急をつけた丁寧な投球で、6イニング119球を投げ切った。

 14-8とスコアだけを見れば乱打戦だが、ハーツメンバーは助っ人、守備だけ出場の横井も含め、全プレイヤーが持ち場をしっかりこなした。
 初回の8安打中、長打はわずかに1本、大量得点にもおごることなくシュアな打撃を心がけていた。守っても、立ち上がりこそ内野陣の動きに硬さが目立ったが、中盤以降はいつにもましてキビキビとした守りで、打たせてとる松尾をしっかり支えた。捕球後の送球が困難な右翼手・横井は2刺殺に加え、中堅を守った助っ人・山下さんとの連携により捕球後のロスを最小限に抑えるという機転で、試合を引き締めた。今季初マスクの綿貫も、低めにボールを集める松尾の投球を巧みなミットさばきで後ろに逸らさず、守りの要として機能した。

 試合開始の直前まで、まともな戦いができるかと気をもんだ一戦だったが、終わってみれば、1年を通じてもそうそうない好ゲーム。「ここぞ」というときのハーツの集中力の高さも垣間見えた。

【文責・背番号23】

コメント

二子玉川の貴公子

怪我人続出の中でこの2戦で1勝1分けは大きいと思います。 流し打ち名人の綿貫さんも戦列に加わりリーグ戦前に南海ハーツ本格始動ですね✨

2017.04.05 21:17

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