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週刊ハーツ

2021.07.10

07月10日 アメーバ戦 1-1

2021年7月10日(土)12:00~14:00
豊島区総合体育場B面(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

H 000 001|1x  1
A 100 000|      1

投:高松
捕:筒井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (遊)矢野【32】
 2 (中)宮本【19】
 3 (左) 森  【 0 】
 4 (三)横井【 6 】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (一)藤本【 5 】
 7 (二)太田【16】
 8 (右)土井※
 9 (投)高松【49】
※は助っ人

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=森(攻守に存在感を発揮、掛け声はグラウンドにこだまする)
技能賞=太田(他打者が苦戦する好投手から、クールに一本)
守備賞=森(大飛球を何度もキャッチし、若手最年長の守備力を見せつける)
守備賞=太田(セカンドは鉄壁、どんな打球も任せておけ)
守備賞=矢野(さすがハーツの稼頭央、好判断と広い守備範囲&強肩でピンチを救う)
山山賞=なし

試合動画

 一気に暑さが増してきた、7月の2試合目。アメーバさんとは、たくさん試合を組んでいるものの、頻繁に雨に泣かされてきた。しかしこの日は陽光が燦々と降り注ぎ、絶好の野球日和。試合は両先発の好投で、まさに投手戦となる。

 アメーバの先発投手(背番号11)〔左〕とハーツ打線は初対戦。ゆったりしたフォームから、手元でキュッと伸びる直球が持ち味で、特に高目のストレートに力があった。この日2番に入った宮本〔中〕や、5番の筒井〔右〕も懸命にバットを振るが、序盤はなかなか捉えきれない。

 南海ハーツの先発は高松〔左〕。1回裏、先頭バッターを捕飛に打ち取ったあと、2番打者がライトへヒット。3番から三振を奪うが、4番がレフトへ二塁打を放ち〔中〕、アメーバが1点を先制。しかし次打者のセカンドゴロを、二塁手の太田が堅実に捌き〔右〕、スリーアウト。このプレーが、高松投手の好投につながっていく。

 3回表、7番・太田は巧みなバットコントロールでライトへチーム初ヒット〔左〕。さすが、ハーツの鉄人である。すかさず盗塁も決めて得点圏に。ここで9番・高松〔中〕もショートへの強い打球で内野安打。一死一二塁とする。しかし数分後に落とし穴が。すうーっと二塁手がベース寄りに動くと、相手投手が素早く牽制〔右〕。三塁を狙う勢いだった太田が戻りきれず、牽制死。残念ながら、この回は得点ならず。

 3回裏はレフトの森が大活躍。1本目の左飛をアウトにすると、次はレフト線への飛球をランニングキャッチ。コントロール良く、粘投する高松投手を守備で盛り立てる。その森は4回表の第2打席で、ライトへ技ありのヒット〔中〕。ここ最近、好調を維持している。しかし相手投手も落ち着いたマウンド捌き。ハーツに点を与えない。

 4回裏、無死二塁から、ショートゴロで矢野が好判断。三塁に送球し、二塁ランナーをアウトに。その後、満塁とアメーバも粘るが、高松が三振、サードゴロでピンチを凌ぐ。
 5回表、この日も助っ人参加してくれた8番・土井選手
〔左〕がねばり強く四球を選び、二盗も決める。ここで高松はジャストミートでライナーを放ち〔右〕、同点かと思われたが、ショートが見事な守備でダイレクトキャッチ。両チームともに守備陣が投手を盛り立て、試合は0-1の緊迫した展開に。

 6回表、アメーバは投手をスイッチ。なんとしても追いつきたいハーツは、先頭の1番・矢野〔左〕が四球を選び、二盗、三盗と連続で成功。そして宮本の打席でパスボールとなり、ハーツは矢野の脚だけで1-1の同点に〔中〕。二死後、横井〔右〕も四球、二盗とワイルドピッチで三進するが、この回は同点止まり。


 7回表、ハーツは先頭の6番・藤本〔左〕が四球を選び、二盗。続く太田も四球。ここでパスボールがあり、無死二三塁。土井選手は振り逃げとなり、満塁に。そしてこの試合のキーマン、高松に打順が回る。高松はしっかりボールを見極め、押し出し四球〔右〕。ついにハーツが2-1と逆転するが、時間の関係で高松が最後の打者と宣告されていたため、この時点で試合終了。スコア上は6回表裏までで1-1の引き分けとなった。

 真夏のような蒸し暑さのなか、なんと6回1失点完投を果たした高松投手のピッチングは特筆される。バッテリーを組み、最後まで本塁を死守した筒井も同様だ。そして最年長の太田は攻守で貢献。9人ラインぎりぎりの日が多い状況下、3週連続参加でチームを支える宮本にも感謝したい。久しぶりの顔見せとなった藤本も一塁守備を堅実にこなし、勝ち越しの起点にもなった。この季節にこれだけ参加できる喜びを感じている森は攻守で躍動している。今、プレーヤーとして最も伸び盛りの矢野は、投げては快投を演じ、この日のように内野守備でも華麗なプレーを続ける。友人の土井選手を助っ人で呼んでくれるなど、チーム運営への貢献も大きなプラスだ。
 7月から、20代の西塚選手【92】と土屋選手【13】が正規メンバーに加わった南海ハーツ。ベテランと若手の融合で、熱いGリーグ3連戦に向けて、弾みをつけていきたい。

【文責・背番号6】

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