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週刊ハーツ

2019.12.14

12月14日 新宿ブンブン戦 17-0

2019年12月14日 13:00~15:00
石神井公園A野球場(ビジター)
フリーマッチ
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】

B 00  0  000   0
H 20 14 01x  17

投:小西〔勝〕-兵藤-高松〔S〕
捕:横井-綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:久原、高松、小西

 1 (中)久原【24】
 2 (遊)綿貫【14】
 3 (三)高松【49】
 4 (一)筒井【18】
 5 (投)小西【29】
 6 (捕)横井【 6 】
 7 (右)兵藤【23】
 8 (左) 森  【 0 】
 9 (二)藤本【 5 】
10(指)宮本【19】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小西(3回2安打ゼロ封、打っても二塁打含む3安打2打点)
敢闘賞=久原(二塁打含む2安打など全4打席出塁、3得点)
敢闘賞=綿貫(しぶとく2安打放ち3得点)
技能賞=藤本(猛攻の口火となる右中間安打)
技能賞=兵藤(右へ左へ2安打2打点)
守備賞=久原(センターからの好返球で2度走者刺す起点に)
山山賞=なし

動画はコチラ

 試合後に納会を控えた、シーズン最後のゲームであり、かつ、記録的には来季の開幕戦。ハーツは集中打と完封リレーで、Gリーグの好敵手・新宿ブンブンに大勝してシーズンを締めくくった。

 ハーツは1回裏、久原〔1左〕、綿貫〔1右〕の一、二番が四球を選び、足を絡めて二、三塁に。続く高松〔2左〕、筒井〔2右〕の内野ゴロの間に生還し、ノーヒットで効率よく2点を先行した。


 この日のハーツの先発は小西〔左〕。初回を1死球のみで無難に立ち上がると、一死満塁のピンチを招いた2回は中飛からの久原の好返球を、自ら冷静に中継して走者を刺しピンチ脱出〔右〕、3回も二死から2四球を出したが落ち着いて後続を断ち、反撃を許さなかった。だいぶピッチャーにも慣れてきたようで、立ち上がりやピンチでも力みが取れてきた感じがあり、来季へ向け、大いに期待を抱かせるこの日のピッチングだった。

 一方、三番から七番までが5人連続三ゴロに打ち取られるなど、相手先発の術中にハマり、2回までノーヒットに抑え込まれていた打線は、3回に集中打を見せる。この回先頭の藤本〔1左〕が、(コスらずとらえて)ライト左へのヒット。これが猛攻のノロシとなった。一死後、久原〔1中〕、綿貫〔1右〕が左へ右へとヒットして満塁とし、高松〔2左〕の左前打で1点。さらに敵失を突いた久原の好走塁で1点。筒井死球で満塁とした後、小西〔2中〕が中前適時打、続く横井〔2右〕も2点適時打、兵藤〔3左〕も左前適時打で続く。この回打者2巡目となっても攻撃は止まらず、敵失を挟んで(この間にも1点)、宮本〔3中〕も2点適時打、久原〔3右〕がレフト線に2点適時二塁打、綿貫〔4左〕が内野安打で適時打、高松〔4中〕の左中間二塁打と筒井の四球で満塁とすると、仕上げに小西〔4右〕の左中間2点二塁打が出て、なんとこの回、計14点を奪って、勝負を決定づけた。1イニング12安打は、おそらく空前絶後のことだろう。


 ハーツは4回からは兵藤〔左〕-高松〔右〕とつないで3安打で完封。5回には三飛から飛び出した相手走者を刺し併殺、6回にまたもセンター久原からの好返球で走者を刺したプレーも、完封勝利に大きく寄与した。

 投打がかみ合い、これ以上ない形でシーズンを締めくくり、また記録上では来季シーズンをスタートさせたハーツ。多くの選手がすでに「来季初安打」を記録し、楽な気持ちで来季の本当の開幕を迎えられることになるが、この日ヒットが出た選手も安心してしまうことなく、またヒットが出なかった選手も巻き返す気持ちを持ちつつオフを過ごしたいもの。また来年春、元気な姿で会えることを楽しみにしたい。

【文責・背番号5】

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