since 1997

週刊ハーツ

2018.07.14

07月14日 アウトローズ戦 10-6

2018年07月14日 15:00~17:00
下高井戸運動場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs アウトローズ】

O 012 30  6
H 900 1x 10

投:住吉→今泉→高松〔勝〕
捕:柴川→横井

本塁打:久原
三塁打:なし
二塁打:兵藤

 1 (左)久原【24】
 2 (遊)今泉【63】
 3 (投)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (一)筒井【18】
 6 (捕)柴川【 4 】
 7 (中)横井【 6 】
 8 (指)宮本【19】
 9 (二)藤本【 5 】
10(右)山口【31】
11(指)永山【36】
12(指)兵藤【23】

★ハーツ三賞★
殊勲賞=久原(初回、先制の先頭打者本塁打)
敢闘賞=兵藤(幸運な二塁打で、満塁走者一掃)
守備賞=山口(初回、右中間破りそうな打球を好捕)
守備賞=住吉(4回、一死満塁のピンチに、三遊間の痛打を好捕、併殺の起点となる)
山平賞=高松(3番手で登板、三者凡退で勝利投手)
山平賞=宮本(芸術的な三遊間破る安打)

 外気が肌に触れるだけで火傷しそうな猛暑のなか、ハーツ初回の攻撃がゲームを決めた。
 ハーツの先発は住吉。先頭打者にいきなり死球を与え暴投で二進を許す不安定な立ち上がりで、一死二塁から相手三番打者の打球は右中間へ。しかし右翼手山口は暑さをもろともしない俊敏な動きで好捕、失点を防いだ。

 その裏ハーツの攻撃。先頭の久原がジャストミート〔左下1〕した打球は、ワンバウンドで中堅手の頭を大きく超え、打球は転々〔中下1〕、反対面のグラウンドのベンチ脇まで。その間に久原は一気に本塁まで駆け抜けた〔右下1〕。この先制パンチに相手投手のリズムは崩れ、今泉、住吉、高松、筒井、柴川と、5連続四死球で2点を追加。一死後、藤本〔左下2〕が右犠飛を放ち加点。続く山口が歩いて二死満塁となったところで、たまりかねた相手チームは投手交代を告げるが、その代わりばな、永山が右前にはじき返し〔中下2〕この回6点目。さらに二塁後方に舞い上がった兵藤の打球〔右下2〕はワンバウンドで大きくはねる当たりとなって、走者一掃、ハーツの初回は一挙9点を挙げるビッグイニングとなった。


 ところが2回以降は、長崎北陽台出身、21歳二番手投手の勢いある投球に押され、出塁しても2イニング連続で一塁牽制死するなどハーツは追加点を奪えない。一方、ハーツ投手陣は2、3、4回と毎回失点を重ね、9-6と3点差まで迫られてしまう。しかし4回裏、相手3番手投手の制球の乱れと野手の失策から貴重な追加点をあげた。

 最終5回、ハーツのマウンドを守るのは大魔神、高松〔中下〕。テンポのよい投球に相手打線は手玉に取られ、あっさり3人で攻撃を終えた。10-6でゲームセット。高松が勝利投手の座を手にした。

 2ケタ得点で勝利をものにしたハーツだが、終わってみれば奪った安打は初回の3本以外は、宮本の芸術的な左前安打〔左下〕のみ。12四死球と相手投手の乱れに救われた格好だったが、初回の山口の好捕のほかにも、左中間を大きく破る当たりを三塁打にとどめた中堅手横井、遊撃手今泉、二塁手藤本の中継〔中下〕、一死満塁のピンチで痛烈な三遊間の当たりを好捕、6-5-2の併殺を演出した遊撃手住吉〔右下〕など、猛暑のなかでも集中力を失うことなく、失点を防いだ守りにも目を向けたい。

【文責・背番号23】

コメント

コメントフォーム

表示:PC