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週刊ハーツ

2024.04.14

04月14日 アームストロングオズマーズ戦 1-11

2024年4月14日(日)8:00~9:20
西戸山公園
第8戦《シニアリーグ第1戦》
【アームストロングオズマーズ vs 南海ハーツ】

H 001  0     1
A 000 11x  11

投:高松〔負〕-松尾-兵藤

 1 (三)横井【 6 】
 2 (左)松尾【17】
 3 (投)高松【49】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (遊)兵藤【23】
 6 (一)藤本【 5 】
 7 (二)岩田【36】
 8 (右)丸山【39】→宮本【19】
 9 (中)中原【44】→太田【16】

スコアラー:藤本(智)
マネージャー:角田【3】
応援:綿貫【14】、菊池【8】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=横井(2打席共に出塁し、ヒットも珍しく鋭い当たり)
技能賞=丸山(チーム初ヒットとなる渋いレフト前)
辻本賞=岩田(サード後方に、ふわっと上がったポテンヒットが、残念ながらファールの判定)

試合動画

 シニアの公式戦(50歳以上、9人制)に参戦して2年目。昨シーズン、予選リーグで1勝はしたものの、決勝トーナメントへの進出はかなわず、悔しい思いをした。今期は雪辱を期すべく、フレッシュなシニア2名を新戦力として加え、事前にシニア強化試合をこなすなど、大幅なチーム力アップを図ってきた。そうして迎えたシニア大会第1戦。

 先攻はハーツ。一番、二番には期待の新戦力(横井、松尾)を置き、以下、シニアらしいメンバーでなんとか得点を稼ごうというラインアップ。初回、いきなりハーツ打線が機能し始めたか。横井、松尾が連続四球を選び、足を生かして無死ニ、三塁のチャンスをつくる。続くは、シニアハーツ打線の二枚看板、高松、筒井だ。
 ここで相手ベンチはあっさり先発投手をあきらめ、見た目に馬力のありそうな投手をリリーフに送り出す。真っ向勝負となったが、高松、筒井と三振に斬ってとられ、続く兵藤も凡打に終わり、絶好の先制機を逃してしまった。

 ハーツの先発は、もちろん高松〔中〕。立ち上がりから緩、超緩を織り交ぜるテンポのよい投球で相手打線を翻弄する。昨シーズンは、極度の緊張のためか、バックの守りが足を引っ張るシーンが目立ったが、今期のバックには余裕もうかがえ、土曜同様の堅実な守りで高松を盛り立てることができそうだ。

 2回ハーツの攻撃は、丸山にチーム初となる渋い左前安打が出たものの後続が倒れ無得点。試合が動いたのは3回表。先頭横井が左前クリーン安打を放つと〔左〕、すかさず二盗。松尾の一塁ゴロの間に、横井は三進、一死三塁とチャンスを広げる。ここで迎えるは高松。強打一閃、打球は左翼手のグラブをはじく適時二塁打となり〔右〕、横井が先制のホームを踏んだ。

 1対0、ハーツがリードしたその裏、高松の巧投は続く。二死二塁で迎えたピンチも、粘る相手四番を三振に斬ってとる。3イニングを投げ終え、被安打はわずかに1、奪三振4と、相手に付け入るスキを与えない。

 しかし、この場は新宿区の公式戦。相手も簡単には終わらない。
 4回、失策をきっかけに同点に追いつかれると、高松の投球がにわかに乱れ始める。一死二、三塁からの3連続四球、2点を与えたところで高松自ら、投手交代を告げる。ゲームスコアは1対3、これ以上、点差を離されたくはない。後を託されたのは、今期ボールを握るのはこの日が初めてとはいえ、通算勝利数、ハーツ歴代1位の松尾だ〔左〕。しかし、さすがの松尾も、この場面では制球が定まらない。不運な打球も重なり、相手の勢いを止められず、一死もとれないまま失点を重ねてしまう。さらに後をうけた兵藤〔右〕にいたっては一球もストライクを投じることなく、満塁からの押し出し。ついに1対11、あえなく4回コールド負けを宣告されてしまった。

 この日の敗戦は、ハーツ投手陣が力尽きてしまったかたちだが、それ以前に、昨年から続く貧打によるところも大きい。相手二番手投手から3安打こそ放ったものの、四死球による出塁も奪えず、最少得点に終わった。
 しかし収穫がなかったわけではない。新戦力の一番、二番が十分に機能することが証明され、どんなときにも(オンフィールド、オフフィールド問わず)大きな声でチームを鼓舞し続ける岩田には打撃の神様の微笑みが届きそうにもなった。惜しくも結果にはつながらなかったが藤本(泰)の打席での粘り、今季初参加の中原も元気な姿を見せた。投手陣についても、この試合後の練習試合で松尾が往年を思わせるような投球を見せ、今後の試合では、高松を支える働きが期待できるだろう。
 加えて、太田、宮本の大御所による貴重なバックアップ、ヤングチーム代表の応援、仕事の合間を縫って駆けつけてくれた綿貫、のんびりできるはずの日曜午前をスコアラーとしての時間にあててくれた藤本(智)……。
 勝利こそ手にすることはできなかったが、日曜午前8時からのゲームをオールハーツで共有することができた。

 今年こそ、決勝トーナメント進出へ。チームの雰囲気は悪くない。
 次戦5月19日は、昨年0対16と大敗しているオリオールズ戦だ。
 今度こそ、打線の奮起に期待したい。

文責【23】

【今週のベストショット by Tsunoyan

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