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週刊ハーツ

2022.04.30

04月30日 新宿ブンブン戦 11-2

2022年4月30日(土)15:00~17:00
羽根木公園B面(ホーム)
Gリーグ第1戦
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】(1回戦)

B 200 00|0    2
H 504 20|x  11  

投:矢野〔勝〕-小西
捕:綿貫-筒井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:土屋(ハ)

 1 (遊)住吉【 1 】
 2 (投)矢野【32】
 3 (左)小西【29】
 4 (三)横井【 6 】
 5 (捕)綿貫【14】
 6 (一)高松【49】
 7 (二)兵藤【23】
 8 (中)土屋【13】
 9 (右)藤本【 5 】
10(指)筒井【18】
11(指)山口【31】
12(指)角田

スコア:藤本(智)

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=矢野選手(南海ハーツ)
 優秀=綿貫選手(南海ハーツ)
 優秀=神風選手(新宿ブンブン)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=矢野(2点は許すも5回までノーヒット投球)
殊勲賞=綿貫(初回に逆転の2点適時打)
敢闘賞=土屋(初回に2点適時二塁打)
技能賞=住吉(2安打4盗塁2得点でリードオフマンの役割果たす)
守備賞=小西(レフトで逆光の中、落ち着いてフライを好捕)
山山賞=横井(タッチプレーのところをフォースプレーと間違える)

試合動画

  いよいよ2022年Gリーグが開幕。ハーツは先発・矢野の好投もあり、新宿ブンブンに逆転勝ち。好スタートを切った。

 1回表、「開幕投手」に指名された矢野〔左〕がマウンドに上がり、ハーツの2022年Gリーグ戦がスタートした。が、立ち上がりの矢野はボールが上ずり一、二番に連続でストレートの四球。自らのけん制悪送球も絡んでピンチを招き、左犠飛(小西〔右〕が逆光の中で好捕)と内野ゴロの間に2点を失った。

 しかし、この日のハーツは相手の先制にも慌てることなく、その裏すぐに反撃に転じた。先頭の住吉(新背番号1を初披露)〔左〕が幸運な内野安打で出ると二盗、矢野の四球と重盗で一死二、三塁と好機を作る。ここで小西がセンターへ犠飛〔右〕を上げてまず1点。敵失もあって二、三塁に走者が残る。

 一死後、打席に入ったのは、今季絶好調で勝負強さが光る綿貫。このチャンスにも鮮やかにセンター前にはじき返す逆転の2点適時打を放った〔左〕。ハーツはさらに兵藤の四球などで攻撃をつなげて二死二、三塁とすると、土屋〔右〕が左中間を襲う2点二塁打を放って加点した。

 ゲームの主導権を握ったハーツは、3回にも先頭の横井〔左〕の中前打からチャンスを作ると3つの押し出しと山口〔中〕の今季初安打となる適時打で4点、4回にも住吉〔右〕の中前打を足掛かりに2点を加え、ゲームを一方的にした。

 立ち上がりこそ安定感を欠いた矢野〔中〕だが、外の変化球が決まりだすとともに、ストレートも抑えが効きだし、2回以降は危なげない投球。2回は3者凡退、3回は2四球と暴投でピンチを招くもそのあとを3者連続三振に斬って取るなど、2回から5回までは外野に一本も飛ばされることなく、5回までノーヒットで抑え込む快投で勝利を引き寄せた。

 また、最終回にマウンドに上がった小西〔中〕も速球が冴えた。三塁前に転がる当たりに、自ら2度の好守を見せたが、不運な内野安打になったり、サードがタッチプレーの状況をフォースプレーと勘違いして結果的に野選となるなどしてピンチは招いたが、威力のあるストレートで押して3奪三振で締めた。

 投手が踏ん張り、攻撃陣は7四球12盗塁でつないで6安打で2ケタ得点と、まずはいい形でGリーグのスタートを切ったハーツ。次戦からも一戦一戦、集中力を持ってこのような形を出していければ、昨年とはひと味違う戦いができる可能性は十分にあるだろう。

文責【5】

コメント

南海ハーツ

なみファンさま

コメントをありがとうございます!
チームメンバー以外の方にも、こうして試合結果を読んでいただき、とても嬉しいです。
執筆陣の励みにもなります。
今後とも、よろしくお願いいたします。

2022.05.04 09:44

なみファン

ふとしたことからこのページを見るようになりました。

いつも感心するのは
週間ハーツの記事です。
複数人の執筆のようですが
どなたも描写がきちんとしていて
試合を観ていなくても
チームの心的状況を含め、よく分かります。

2022.05.03 17:25

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