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週刊ハーツ

2018.10.20

10月20日 調布マリナーズ戦 3-17

2018年10月20日 15:00~17:00
井の頭恩賜公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【調布マリナーズ vs 南海ハーツ】

M 2 14 0 1  17
H 3  0  0 0   3

投:高松〔負〕→住吉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:久原

 1 (中)久原【24】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (投)高松【49】
 5 (一)岩本【 1 】
 6 (捕)横井【 6 】
 7 (左)中村※
 8 (指)太田【16】
 9 (右)永山【36】
10(三)柴川【 4 】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=久原(ハツラツとしたプレーで唯一の長打を放つ)
守備賞=なし
山平賞=高松(強豪相手に得意の緩球、高低で挑む)
山平賞=住吉(点差の開いたゲームの後半を締める)

 ハーツの主力、岩本〔下〕の約1年ぶりの復帰戦となったこの一戦だが、対戦相手は前評判に違わぬ実力で大量17得点、一方ハーツは散発2安打に抑え込まれ、大差で敗れた。加えて、中盤には主審の判定に対する野手の声が内野を飛び交う場面もあり、試合終了と同時に激しい雨に見舞われるなど、スッキリしないゲームになった。

 試合開始は、外野から本塁に差し込む日の高さが、ちょうど打者の目線付近にある時間帯。ハーツ先発の高松〔左下〕は、立ち上がり制球に苦しんだものの、自然条件を味方に付けながら、得意の山なりボールで高低をつき、相手四番以下3人を凡打に打ち取り、初回を2失点でしのぐ。代わってハーツ初回の攻撃は二死から4連続四球を選び1点を返すと、相手投手の暴投、さらには相手捕手の返球ミスを見逃さない岩本の好走塁〔右下〕もあり、計3点を奪い逆転に成功した。

 しかし高松の2イニング目は、微妙な判定の死球を皮切りに長短適時打を浴びせられ、打者19人の攻撃に14点を失ってしまった。ハーツ打線は1回途中から代わった相手2番手投手に抑え込まれ、結局、奪った安打は高松〔左下〕、久原(二塁打)〔右下〕の2本に終わった。

 見どころの少ないこの試合だったが、攻守で光っていたのは久原。基本に忠実に中堅方向に打ち返す打撃は、相手2番手投手の力ある投球にも負けることがなかった。守っても中堅を襲う打球を危なげなく捕球し、アウトカウントを確実に積み上げた。また高松の後を継いだ住吉〔下〕も、力をセーブした投球で2イニングをていねいに投げ切った。

 久しぶり実戦復帰の岩本は2四球。本来の打棒を見せるチャンスこそなかったが、今後、参加試合が増えれば、往時の打撃を楽しませてくれるにちがいない。その一方で、ミスターハーツの高松が本塁上のクロスプレーの際に左手首を負傷するというアクシデントもあり、Gリーグ戦残り2試合を残すハーツとして高松の回復状況が気になるところだ。

【文責・背番号23】

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