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週刊ハーツ

2023.10.07

10月07日 TITANS戦 8-9

2023年10月7日(土)13:00~15:00
上井草スポーツセンターC面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs TITANS】

H 142 10   8
T 125 01x  9

投:小西-小林〔負〕

 1 (遊)小林【61】
 2 (捕)土屋【13】
 3 (三)高松【49】
 4 (投)小西【29】
 5 (一)筒井【18】
 6 (中)横井【 6 】
 7 (二)兵藤【23】
 8 (左)丸山【39】
 9 (右)角田【 3 】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=小林(シュアなバッティングで猛打賞、初登板でも躍動)
技能賞=土屋(初の捕手出場、レフト前ヒットと犠牲バントで貢献)
技能賞=高松(先制犠牲フライに、レフト前、2四球で高出塁率)
技能賞=筒井(フルスイングでライトへライナーヒット)
技能賞=小西(打撃好調、テキサス安打2本に、先発で試合を作る)
技能賞=丸山(渋い内野安打に、2度の進塁打)

試合動画

 10月に入り、漸く秋らしい気温になりつつある中、この日は上空に強風が吹き荒れていた。相手は初対戦となるTITANS。どのような野球をしてくるのだろうか。そんな中、南海ハーツでは小西がチームに誘った職場の後輩・小林が晴れて新入団選手に。頼もしき存在が加わり、9人でTITANSに挑む。

 初回、1番打者として打席に立つ小林。若き背中を見つめるチームメイトの前できれいなレフト前ヒットを放つ。盗塁も決めノーアウト2塁。2番打者の土屋は先制点の大事さを考え、自らの判断で送りバントを決め1アウト3塁。クリーンナップの3番高松がレフトへ犠牲フライを放ち、幸先よく先制。続く小西がライトへポテンヒットを放つが、後続は打ち取られた。

 その裏、同点に追い付かれるが、2回表に南海ハーツ打線が火を吹く。横井、兵藤が連続フォアボールを選ぶと、続く丸山が内野ゴロで各ランナーを進める。角田がフライを上げアウトと思われたが、風に煽られショートが落球、ランナー1人がホームイン。小林のサードゴロで、3塁ランナー兵藤がホームを狙うが、挟殺プレーとなり2アウト。続く土屋がレフト前ヒットで満塁のチャンスに。すると相手投手がワイルドピッチ。その隙を突き3塁ランナーが微妙なタイミングだったがホームイン。高松がフォアボールを選び再び満塁。4番の小西がセカンドへヒットを放ち2人が返り、4点をあげるビッグイニング!

 2回にも失点するが、3回は横井のレフト前クリーンヒットと盗塁、兵藤のフォアボールを挟んで、丸山が2回と同様の進塁打。ここで小林がセンター前へしぶとくヒットを放ちランナー2人を返し追加点。

 勝利が見えつつある中、3回裏にTITANSが牙を剥く。ヒット、四球でチャンスを作ると、タイムリー。エラーや連係ミスも重なり5失点で、ハーツは逆転を許してしまう。

 4回表に1点をもぎ取り同点に追い付くと、その裏のマウンドには初登板の小林。テンポ良く、直球に緩いカーブを交えて相手打線を翻弄。無失点で上々の投手デビューに。そして2イニング目に入った5回裏、相手打者が放ったライナーはライトを襲い、懸命に突っ込むも後逸となり、ランニングホームランで勝ち越し(残り時間が少なく最終回となったため、サヨナラ負けのかたちに)。ライトの状況判断ミスで、新入団の小林に黒星を付ける結果となった。

 僅差ではあったがチームの連敗を止めることが出来なかった南海ハーツ。しかし、新入団・小林の活躍、土屋の捕手デビュー(大学の先輩、小西投手との初バッテリー)は明るいニュース。この日、ハーツ打線が見せた粘りのあるチャンスメイクと勝負強さは今後に活かしていきたい。すでにGリーグを終えた南海ハーツだが、今シーズンはまだ終わっていない。連敗が継続している以上、来シーズンへの課題は山積みである。まず連敗を止め、勝つためには何が必要かをチーム内で共有し、連勝街道へ進んでいきたい。

文責【3】

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