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週刊ハーツ

2019.11.02

11月02日 あしたば戦 2-19

2019年11月2日 13:00~15:00
下高井戸運動場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs あしたば】

A 272 44  19
H 000 02   2

投:横井〔負〕-兵藤-高松
捕:筒井-横井

本塁打:福本(あ)
三塁打:なし
二塁打:加島2(あ)、佐藤(あ)、長堂(あ)

 1 (左)山口【31】
 2 (二)太田【16】
 3 (投)横井【 6 】
 4 (三)兵藤【23】
 5 (中)久原【24】
 6 (遊)今泉【63】
 7 (一)高松【49】
 8 (捕)筒井【18】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=横井(ノーヒットノーランを防ぐ、貴重な三遊間ヒット)
技能賞=なし
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 連敗を4で止めたい南海ハーツが下高井戸運動場に迎えたのは、ライバルあしたば。15人のメンバーが揃っている。対するハーツは急遽の人数不足で8人。あしたばさんのご厚意で、ライトを借りながらの試合となった。

 ハーツ先発の横井〔左〕は、投手としてはなかなか結果を残せていないが、メンバーが限られるこの日は何とか試合を作りたいところ。しかしまたもや初回から荒れたピッチングをしてしまった。バッターからの逆光にも助けられ、2三振は奪ったものの、あしたば4番三好選手〔中〕に先制タイムリーを浴びるなど2失点のスタート。2回にも佐藤選手〔右〕にタイムリー二塁打が出て、同世代に打ち込まれる。この回はさらに失点を重ね、早くも0-9と大きくリードを広げられる。

 一方、あしたば先発の長堂投手〔左〕は上々のピッチング。南海ハーツ通算200安打目前の先頭打者・山口〔中〕は、きっちり四球を選ぶが、最年長選手として元気にスタメンに名を連ねる太田〔右〕以下もヒットでつなぐことはできず無得点。ハーツはこのまま4回までノーヒットを継続してしまう。

 3回からマウンドに登ったのは兵藤〔左〕。横井が長いイニングもたなかったため、少ない準備での登板になってしまった。この回のあしたば打線は、加島選手〔右〕のセンターへの二塁打などで2点を追加、攻撃の手を緩めない。

 あしたばは4回にも1番福本選手〔左〕の満塁ホームランが飛び出し、勝負を決定づける。ここでさらに緊急登板となった高松〔中〕だが、さすがのピッチングだった。あしたばの強力クリーンアップを3人で片づけ、意地を見せる。その裏のハーツは、今泉〔右〕の放った打球も一二塁間を抜けることはなく、三者凡退。いよいよ長堂投手の大記録達成か、という展開に。

 長堂投手のノーヒットノーラン継続で迎えた5回裏。しかし、あしたばはここで恵美投手にスイッチ。この回先頭の筒井〔左〕は、いつものフルスイング。打球はショートゴロとなったが、4割男の迫力におされたのか、エラーで出塁。山口も四球で続き、太田の進塁打で一死二三塁に。ここで打席に入るのは、投手として寂しい結果だった3番横井〔中〕。守りでダメなら打撃でと気合だけで放った打球は、三遊間へ。ショートのグラブの僅か先を抜ける、ハーツのこの試合初安打となり、筒井と山口を迎え入れ、2-19に。点差は大きく離れていたが、何とかノーヒットノーランは阻止した。しかし最後の打者・久原〔右〕が打ち取られ、完敗となったハーツ。

 あしたばとは、長年ライバルとしていい勝負を繰り広げてきたが、夏場のGリーグでも大敗、この日も大きく差をつけられてしまった。現在の南海ハーツは、まず人数を揃えるのが難しい状態に陥っている。春先には14人などベンチがいっぱいになる日も多く、助っ人に頼ることもなかったが、今は苦しい状況と言わざるを得ない。良き仲間で20年以上の伝統を誇る草野球チームだが、夏から秋にかけ、チーム運営の難しさを肌身で味わうことに。野球はひとりではできない。2人でも3人でも駄目だ。最低でも9人揃うことで、試合が成り立つ。これまで毎週、野球ができてきたことに感謝しながら、メンバーの意識を高め、継続の大切さを胸に刻み、一歩ずつ前に進んでいこう。

【文責・背番号6】

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